島旅行で癒される理由
夏休み。
沖縄の小浜島と石垣島に来ています。
小浜島では海釣り、ダイビング体験、星空ツアーなどなど…に参加しました〜。盛りだくさん。
今回の沖縄旅行は天候に恵まれて
色々なアクティビティができています。
こんなに順調なのは久しぶりだな。
数年前は台風直撃🌀で、こちらに来ることさえできなかったから
今年は本当に良かったなぁと思っています。
ところで台風の後、一旦は海が濁るのですが
その後、数日をかけて落ち着き、クリアな海に戻るそうです。
今回はちょうど台風6号が去って数日。
とても綺麗な海でした。
海の色に癒される。
本当にこんな海の色があるんだなぁと。
サングラスをするのがもったいないくらい。
寒がりな私でもずっと入っていたいくらいの水温。
プカプカぼーっとしていると、太陽と海とに溶け合って、海の生き物になっていくかのようでした。
体験ダイビング。
20年くらい前にダイビングのライセンスは
取っていたけれど、ペーパーだったので
一から教えてもらいながら、でした。
「地球の７割が海。
その７割の世界も見てみたい」
そう思って20代の頃にダイビングを始めました。
美しく穏やかに見える海の下では
色々な生き物が地球のリズムと共に
ダイナミックな世界を織りなしていました。
色とりどりのお魚たちに珊瑚に海藻。
小さな魚はビュンビュン泳ぐ。
珊瑚の山は少しずつ大きくなる。
イソギンチャクはユラユラしながら生命を守る。
私が泣いたり笑ったり悔しがったり落ち込んだりする日々も、このすばらしい風景はここにずっとあって、
小さな生き物の営みが、繰り返されて繰り返されて、この生命の風景が保たれている。
小さな生き物たちの営みは、大きな地球から見たら、本当にわずかな一部分です。
でも、その小さな美しい風景に、私は感動を覚え、生きる根拠みたいなものを見出すことができるのです。
それは、そう。ただただ「生命を全うする」ということ。
神様から見たら、海の中の生き物のように
私たちも、ただただ一生懸命生きている
愛おしい存在なんだろうな。
イソギンチャクに隠れるニモ（クマノミ）を
見ながら、そんなことを思いました。
私は海釣りも初体験。毎年、海釣りツアーを申し込んではあったのだけれど、天候に恵まれず、
7回目？にしてツアーに参加できました。
案内してくれた漁師のおっちゃんは
良い漁場まで連れて行ってくれましたが
なかなか釣れず…。
「午前中に雷がなったから、魚が隠れてるわぁ（笑）」と言っていました。
釣りの知識がないから、おっちゃんの言うことそのままを信じる私（笑）
「釣れる時もあれば釣れない時もあるさ」
笑いながらこう話すおっちゃんの、おおらかな感じに思わずクスッ、そしてほっとしました。
そうそう、釣れないのは、私側の要因だけではないということ（笑）
そうは言っても、この日の釣果は、夫４匹、私２匹釣れたので、ホテルに持ち帰って、料理してもらいました。
そして夜には満天の星空を。
小浜島は夜になると暗闇に包まれるので
星空観測に良いようです。
都会では見えない星がたくさん見えます。
原っぱに寝転がって見上げる空。
天の川を見られました。流れ星も！
デネブ、ベガ、アルタイル。夏の大三角。
白鳥座、蠍座、北極星…。
蚊やカエルにびくつきながら、家族で満天の空を見上げたこと…
息子たちがいつか思い出してくれるのかな。
今回は天候に恵まれているので
色々な自然を体験できています。
こちらに来るまでは、台風の影響がいかほどのものかと気がかりでした。
こんな時に、行っても迷惑ではないかな…とも。
やはり、道路には土砂が流れていたり
お宿のハイビスカスのお花や枝も
台風の風で折られてしまっていました。
物資も昨日、やっと3便の船が石垣島に着き、
物資や商品が届けられるようになったそうです。
台風の影響はまだまだ残っていました。
でも、島の方の言葉が印象的でした。
「台風が来るのは大変なこと。
でも海にとってはそれも必要なこと。
海がかき回されて海水温が下がって
珊瑚や生き物に適した環境ができるから」
「去年は台風が来なかったから
珊瑚がたくさん死んでしまった。
今年は台風が来てくれて良かった。
珊瑚も生き返った」
そんなことをポツリと話してくれたのでした。
私の知らない「台風」の一面。
ものごとにはいい面も悪い面もあるけれど
そのどちらも引き受けて生きている方の言葉からは、自然への愛を感じました。
小浜島、石垣島の自然は美しく、それだけでも癒されますが
良い時も悪い時も、良い面も悪い面も、その全てを受け入れながら、自然と共に生きている島民の生き方、強さにも癒されているのだと感じます。
ではではみなさまも、素敵な夏休みを(^ ^)