灯台
愛が欲しいと嘆くほど、愛がなにかを知らない
愛されたいと願うほど、愛されていることを知らない
結局他人は他人だと、口にするほど他人に期待している
私を知らないくせに、そう口にするほど相手を知る気もない
君の口にしている言葉は、誰に向かって口にしているの?
本当に目の前の相手に言いたいこと?
何かを希うなら、それに見合うなにかを、君も誰かの希いにならなくてはならない
与えられるだけの存在でいたいなら、神にでもなればいい
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