自律神経と腸内環境の関係!

腸内環境が健全であるためには、切っても切れないファクターがある。

それが、自律神経である。

自律神経は、身体中に張り巡らされている末梢神経の一種で、内臓の働きや、血管の収縮・拡張、温度調節、呼吸など、生命維持に必要なあらゆる身体の働きをコントロールしている。

心臓が休みなく動くのも、胃が胃酸を出して消化を始めるのも、腸が蠕動運動によって食べ物を排泄するのも、自律神経のおかげ。

自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスを取って働いている。

交感神経
身体を緊張させ、活動的にする

副交感神経
身体をリラックスさせ、休ませる

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮して血圧が上昇。

身体と心がアグレッシブな状態になる。

逆に、副交感神経は血管がゆるんで血圧は低下。

身体も心もリラックスした状態に切り替わる。

この2つの神経が、1日の中で、1対1のバランスで切り替わることが、心身が健康的にパフォーマンス高く機能できる理想的な状態である。

1日の生活の中でも、朝起きてから日中にかけて交感神経が優位になり、夕方から夜にかけて副交感神経が優位になっていく。

人の身体は、日中により活発に活動し、夜は睡眠に向かって身体をリラックスさせていくリズムが備わっている。

腸の働きでは、交感神経が優位の時蠕動運動は停滞し、副交感神経が優位の時活発になる。

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