昼に〇〇分の昼寝をしよう!
スリープレコードとは、睡眠の深さを記録したもの。
昔は専用の機械でしかできなかったが、最近ではスマホのアプリもある。
人間は一晩の中で、レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返している。
レム睡眠は、肉体に疲労を回復させることが主目的で、肉体は休むが大脳は休まず活発に活動している。
ノンレム睡眠は、体温だけでなく、血圧、心拍数、呼吸数なども低下し、大脳も休憩する。
多くの人は、一晩でレム睡眠とノンレム睡眠のセットを、4~5回繰り返す。
最適な睡眠時間は人によって異なるが、その長さによって、ショートスリーパー、ヴァリアブルスリーパー、ロングスリーパーの3種類に分けられる。
人口のおよそ7~8%がショートスリーパーであり、一晩の睡眠が3時間以下で足りる。
逆にロングスリーパーは10時間以上の睡眠が必要となる人で、人口に占める割合は7~8%。
そして、残りの大多数はヴァリアブルスリーパーで、だいたい4~9時間ぐらいの睡眠が必要。
なぜ、ヴァリアブル(変えられる)と呼ばれるかというと、睡眠時間を変えられるからである。
今は8時間寝ている人も、少し訓練すれば6時間まではすぐに落とせる。
しっかり訓練すれば、4時間半くらいまでは落とせると言われている。
睡眠時間を減らすと、知覚能力が下がってくる。
その時は、昼に15分ほどの昼寝をすると、脳に良い。
昼に行う15分の短い睡眠は、夜の3時間の睡眠と同等の疲労回復効果がある。
昼寝は脳をリフレッシュするだけでなく、脳の回復を助けたり、頭を良くする効果もある。