ローカルメディアの回し方
一般論的に言えば「掲載料をいただく」になる。ここには広告費、取材費、原稿料、カメラマン費用や出張費、交通費、運営費などが含まれる。掲載料以外で一般的なのはあとは「協賛金」だろう。じっさい掲載するケースが多いことを考えると、これも実態は「掲載料」に近い。ただあくまで協賛のため、イメージ的には「掲載料」よりも抑えた価格設定になる。そう考えると「掲載料」を採用したほうがいいのかもしれない。たとえばLOCAL HOURでこの「掲載料」で考えると、知名度やアクセス数がないため広告費は取れない。基本的には原稿(ライティング)料のみをいただくカタチになる。ただじゃあどうやって原稿料をいただくかということになる。料金をいただく限りは、その価値の提示が必要になる。広告的価値がない限りはむずかしい。そうなって来ると、求人での活用を提案するしかなくなる。ここで原稿料およびカメラマン費用をいただくが、一般的か道筋となる。
この一般的な道筋をわかったうえで、どう崩していくか。あるいは一旦はこの道筋に沿ってローカルメディアを回していくというのもひとつの手かもしれない。充分に軌道に乗ってきた段階で次の一手としてのオルタナティブな道筋を模索する。あるいは編集としてオルタナティブな道筋を模索するのもありかもしれない。