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「なんにもしニャい宣言」の効用

何もしないことが苦手だ。スケジュールが埋まっている安心感に慣れてしまって。
何もしない時間がもったいない気がして。
もちろんただ何もできずに過ぎていく日々もあるけれど…
ある時、ハッと我に返った。

長男が、「仕事休みだし一日じゅう何もしないで家でのんびりしようかな」と呟いたのに対して「せっかくの時間を有効に使ったら?」
「出かけないともったいないよ」なんて ‘アドバイスもどき’をしてしまっていた自分…

いけないよねぇ。
親の価値観の押し付けだ。なんにもしない選択もアリなのに。私だって何もしない(何もできない)時間が多くの何かを生み出すことを経験してきたじゃない?

私がなーんにもしないという背中を見せなければ。。。(どんな背中⁈)

というわけでタイミングよく観たい韓国ドラマを見つけてしまったので、家族に「なんにもしない宣言」をして準備をしていく。
まずはハンドクリームを重ね塗り。
トップ画像のネコ様が「なーんもしニャい」と手を隠しているように、私も手が使えニャい。
ポカポカと体力温存するニャ。
温かい飲み物を淹れてこたつに入ろう。
これで準備完了。

韓国ドラマは危険。なぜなら見ている間 なにもできない。韓国語がわからないから、字幕を食い入るように見ないと一瞬にして置いていかれる。
観ながらストレッチなど もってのほかで、洗濯物畳みながらもニットの毛玉取りも、本当に何もできないのだ。

今見ているのは「記憶〜愛する人へ」というヒューマンドラマ。
主演は、大好きな「ミセン」→会社で働く人々の姿をリアルに描いたヒューマンドラマ の課長役でもあり、「財閥家の末息子」→財閥一家に消された青年が一家の末息子として転生し復讐するストーリー のお祖父様役でもある演技派イ・ソンミン。


なんにもしないことはオンオフのスイッチを切り替えるために必要なのでは?
これがわたし的メリハリだから。

これは魚かニャー?


なんにもしないことで生まれる効用
①何かできるかもと思えること
②あれもこれもしたくなってくること
③今日もちゃんと息をしてるなぁと感じることができること
④家族に期待されなくなること(いい意味で)

長い人生、何もしない日があったとしてもきっと大丈夫だろう。
なんにもしないには素晴らしい効用があるんだから。
「あー、今日何もしなかったなぁ」と自分を責める理由もニャい。

ニャいニャい


ツケは自分にまわってくるから少し勇気がいるけれど、なんとかなる。
(自分に甘い…)
これからも何にもしない時間をたくさん設定しようっと。

この記事を下書きに保存していて次に投稿しようと思っていたところシンクロのようなことが起きました。
何と、midoriさんと似たようなことを考えていたみたいで、読んでビックリ、とても嬉しくなりました♪

意外に多くの人が同じように思っていることなのかもしれないなぁ。なんて。


最後までお読みいただきありがとうございました。







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