【アロマ】何度も深呼吸したくなるアロマの万能バーム
私のアロマとの出会いは20年以上前、はじめは香りを楽しむ程度でした。知り合いに連れて行ってもらったかわいいお宅のアロマの教室で「アロマのバーム作り」を体験したことがきっかけで香りを楽しむ以外の癒され方を知り、好きな香りで何でも作れるということに感動しました。
初めてのバーム作りはワクワク!ストーブの上でホーローの小鍋を湯煎にかけてミツロウが溶けるまでの間、のんびりお茶をしながら…となんとも優雅な時間だったなぁ。
<バーム>とは、ホホバオイルなどの植物油をミツロウとシアバターで固めた軟膏のようなもの。塗ると手の体温でかたまりが溶けて液状になり、保湿力・抗菌作用がとても高い素敵なアイテム。
香りが控えめなので自分の半径1メートル程度でほんのり香り、1日に何度も塗っては香りを吸い込んで深呼吸したくなるバームなのです。
この時、メディカルアロマというものを初めて知り、植物の香りが心身の不調にも役立つことに感動したのを覚えています。
それは、私が後々アロマテラピーのスクールに通い勉強するきっかけとなった1日でした。
それから何年もアロマのアイテムを作り続け、季節によってシアバターを増やしたり、心と体の状態に合わせて精油を変えては楽しんでいます。
サロンでもリピーター様に大好評のアロマのバーム、実はとっても簡単!!
慣れたらキッチンの片隅でササっと作れますよ(めんどくさがりな私でもこれは続いている)
○材料
植物油(ホホバオイル)15ml
ミツロウ 6g ※ミツバチが巣を作る時に分泌する植物の蝋
シアバター 4g
<精油>
ラベンダー・アングスティフォリア3滴
ティートゥリー3滴
・耐熱温度60度以上の容器(ジャムの小瓶などを熱湯消毒してもOK)
・湯煎可のビーカー
・湯煎用の小鍋
・マドラー
○作り方
小鍋に湯煎用のお湯を用意し極弱火にかける
ミツロウ、シアバターを量ってビーカーに入れ湯煎にかける
溶けてきたら2に植物油を量って入れ、粒々がなくなるまでマドラーでゆっくりかき混ぜる
完全に溶けたら、液体を保存容器にうつし、粗熱が取れたら精油を加えて混ぜ、自然に固まるのを待つ
○使い方
バームを手に取り、掌の体温で溶かして使用する
指先、毛先の保湿、ネイルオイルとして、外出先の気分転換に、耳たぶの裏に塗ってマッサージ(睡眠前など)、虫刺され後の痒い部分に擦り込む
○注意点
アロマオイル(精油)を選ぶ際は必ず天然100%の精油を購入すること。
混ざり物が入っているものは使えません。
アロマセラピーの専門店にてラベルに学名、産地、抽出方法、ロットNo.の記載されたものをご使用ください。
私のおすすめは「プラナロム社」「フロリハナ社」です。
植物油は種類によっては酸化速度が早いため、使用期限に気をつけましょう。ここで使用したホホバオイルは酸化速度が遅く常温で1年保存でき、さらっとしていてすべての肌タイプになじみやすいのでおすすめです。
《さいごに》
ここで紹介している精油
・ラベンダーアングスティフォリア
・ティートゥリー
の組み合わせ、精油の持つ芳香成分と香りのバランスから万能と名付けています。
詳しく書くときりがないので割愛しますが、とってもおすすめブレンドです
元々香料が苦手で無香料派だった私、気づくと植物100%のアロマの香りに魅了されていました。
アロマの選び方や使い方を知ると世界が広がりますし、何気なくおこなっているケアの時間が自分をいたわる大切な時間に変わります。
また、日常使いのアロマのアイテムを追々ご紹介したいと思います。
↑気持ちの切り替え、リセットについてアロマ記事を書いてみました。こちらもお読みいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。