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3/25(土)香x書x着物〜桜の花を愛でながら 特別展「東福寺」の世界を旅する〜@東京国立博物「応挙館」
【香 x 書 x 着物 〜特別展「東福寺」の世界を旅する〜】
桜の花が開花する美しい季節に、東京国立博物館 特別展「東福寺」(3/7〜5/7) の世界を旅するという趣旨で、茶室「応挙館」において、香x書x着物のイベントを開催いたします。
*椅子席ですので、正座が苦手な方もご安心してご参加下さい!
昨年、東京国立博物館の「琉球展」と「国宝展」の会期中に、応挙館でイベントを行いました。
そして、今年も桜と紅葉の季節に応挙館で特別なイベントを開催することになりました。
詳細はこちらになります。
初めての方も歓迎いたしますので、ご連絡お待ちしております!
■日時:2023年 3月25日(土)
【聞香会 x 和歌】
①10:15-11:30
②11:45-13:00
【お香で暮らしを調えるレッスン】
③13:30-14:30
【漢字の禅と仮名の和歌】
④13:30-14:30
【着物と禅】
⑤14:40-15:40
■会場:東京国立博物館 茶室「応挙館」
(JR上野駅公園口、鶯谷駅南口、銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅)
*各回、20分前から東博「西門」で受付を開始いたします。「西門」は正面入口から遠い場所にありますので、お時間に余裕をもっていらして下さい。
<東博 「西門」の地図>
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=114
*「応挙館」には10分前からご入館いただけます。
■東博 特別展「東福寺」のサイト
https://tofukuji2023.jp/
■講師:渡辺 えり代(香研究家)
箕浦 敬子 (古筆作家)
伊藤 仁美 (着物家)
■参加費:①6.600円
②6,600円
③8,800円
④5,500円
⑤3,300円
■定員:①②③④15名 ⑤20名 (お振込先着順)
■主催:香研究会IRI
■ご予約先:eriyo@arts-wellness.com
(参加費お振込後、ご予約を確定させていただきます)
◆聞香会(渡辺えり代)
東福寺で活躍された禅僧 画家 明兆の水墨画「白衣観音図」をテーマに創作した薫物「観音」・香木「伽羅」「白檀」の香りを聞きます。禅の世界を旅して、自分自身と向き合い、内なる対話から、人生における気づきが生まれます。
◆お香で暮らしを調えるレッスン(渡辺えり代)
朝のお掃除の後に生活空間を浄める「祥香®インセンス」、お仕事中に集中力を高める「沈香のお線香」、夜眠る時にリラックス効果があり、心地良い睡眠に誘う「白檀のお線香」、特別な時に薫く「熟香®ロータス」のお話と香りを体験していただきます。それぞれお持ち帰りいただきますので、実際に暮らしのなかで活用してみて下さい。
◆禅の漢字、和歌の仮名(箕浦敬子)
東福寺の禅の書を含め、日本には千年以上残った真の文字が幾つもあります。それは世の中や個人が辛く悲しい時に人の心に寄り添った魂のある線です。「禅が大木」ならば、その時代を流れる「和歌は川」のような仮名です。今回は、美しい文字や屏風絵を背景に、仮名文字の楽しい鑑賞の仕方や、見どころ、謎解きをしたいと思います。円山応挙の絵に囲まれた贅沢な室内で、文字と談話するひとときを過ごしましょう。
◆着物と禅(伊藤仁美・箕浦敬子)
ー行雲流水ー
雲のごとく、水のごとく
鎌倉時代から伝わり、思想だけでなく、文化や芸術に大きな影響を与えた禅。時代背景により現代にまでうつろい続けた着物もまた、余計なものを削ぎ落とし、本質的な美しさや豊かさに目を向けるという禅の思想を宿していると言えます。古筆作家 箕浦敬子さんの書と共に、着物の実演をいたします。着付けが完成するまでの過程は瞑想に似て、無心になる事でこころの内面に向かうことができ、新たな可能性を感じる事ができます。応挙館で禅の世界を一緒に巡りましょう。
【応挙館について】
尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗寺院、明眼院(みょうげんいん)の書院として寛保2年(1742)に建てられ、後に東京品川の益田孝(鈍翁・ 1848~1938)邸内に移築、昭和8年(1933)東京国立博物館に寄贈され、現在の位置に移されました。室内に描かれている墨画は、天明4年(1784)、円山応挙(まるやまおうきょ、1733~1795)が明眼院に眼病で滞留していた際に揮亳したものであると伝えられています。松竹梅を描いた床張付がのこされています。墨画は保存上の理由から収蔵庫で保管されていますが、2007年、最新のデジタル画像処理技術と印刷技術を駆使した複製の障壁画が設置され、応挙揮毫当時の絵画空間が応挙館に再現されました。木造平屋建て、入母屋造、瓦葺き、間口15m、奥行き9m、2室、廻り廊下を巡らしています。
【講師紹介】
◆渡辺 えり代
香研究家、香研究会IRI代表、日本薬科大学「漢方アロマコース」特命講師
https://www.arts-wellness.com/
英国Sotheby's Institute of Artで世界の美術史、米国レスリー大学大学院で芸術療法を学び、修士号取得。10年間の海外生活と51ヶ国への旅を通して、世界のお香を研究し、国内外で講演会や聞香会を開催。オマーン大使館・東博「応挙館」・京懐石「柿傳」において定期的にお香の講座を行っている。
教育活動にも力を入れており、香スペシャリスト養成講座、祥香®アドバイザー養成講座、心身の健康増進を目指したお香の活用法を伝える啓蒙活動は質の高さで定評がある。
国宝や芸術作品から受けた感動を香りで表現するお香の創作はライフワーク。古代蓮・乳香・沈香・白檀・琥珀・安息香を使い、発酵・熟成させて創作する「熟香®ロータス」「熟香®マナ」は長年のお香の研究の集大成で、唯一無二の香りに人気がある。
●著書『聞香』『お香は魂のたべもの』『祥香®』『熟香®』『古代エジプト薫香キフィ』『Japanese Incense Ceremony for Wellbeing』
◆ 箕浦敬子
古筆作家
Instagram mino_kanamoji
平安時代の仮名の名品「古筆」から藤原行成や紀貫之に影響を受け、日本古来の仮名文字を自らも極める。仮名の名品を再現し、透け和紙で風のように展示した第一者として、古筆モダンの世界観で幅広く活躍している。
又、品のいい仮名文字を多くの日本人に味わっていただくために、「古筆ソムリエ」となるべく、独自の目線で厳選した仮名文字をニーズに合わせて組み合わせ、使いやすく提供している。
作品では、古筆と美術を融合し、「透ける、揺れる、触れる」の新しい書のスタイルを発表し、現代人にとって鑑賞しやすい姿にすることを追究。世界で一つの仮名文字、絶滅しそうな仮名文字を蘇らせ「現代美術の位置づけとして後世に書き残すこと」をモットーに「伝統と伝承」を課して自らの作品を制作している。
近年は、墨にとどまらず天然染料を用いた作品も制作するなど、活動の幅を広げている。幼少の頃から好きだった絵(山並や山水画)も描く。3歳から始めた真のある、魂のこもった仮名の線は、老若男女問わず定評があり、長年のファンが多い。2023年には読める仮名文字を発表。海外用お土産の卓上屏風、茶杓の箱書など、納品先は多岐に渡る。個展(渋谷・銀座(常設展)他)
2010年~ 中学、支援学級講師
2016年 サウジアラビア皇族用軸揮毫
2019年 大本山護国寺五十三世貫首葬儀看板揮毫
2022年 (株)不二家 屏風 多数納品
◆伊藤仁美
enso主宰 着物家
https://hitomi-ito.com/
京都最古の禅寺に生まれ、和の空間に囲まれて育つ。 祖父の法要で見た色とりどりの衣を纏った僧侶の光景がきっかけで、着物の世界へ。西陣和装学院にて師範を取得し、婚礼・芸舞妓の技術まで全て習得。その後、祇園を拠点にさまざまな着物の仕事に携わり、2015年10月活動の拠点を東京へ、着物を日常着として暮らしはじめる。完全予約制のサロン「enso」をオープン。文化人や研究者、アーティスト、俳優やモデルなど指導は多岐にわたる。着物の自装からプロ養成講座、所作指導、パーソナルスタイリングなどを行なう。「古来より伝わる美意識や叡智を未来へ」をテーマとし、現代生活に寄り添う着物スタイルを提案。
余計なものを削ぎ落とす事により、本質的な美しさや豊かさに目を向け生きるという幼少時代から触れてきた禅の思想を着物文化を通して伝えている。五感を使い感性を研ぎ澄ませて着付けをする企業研修やワークショップを行ない、直感力や想像力、野生を養うことで、ウェルネスに繋がる事を提案している。
メディア連載や講演、更に雑誌、広告などの出演実績も多数。国内外の企業やブランドとコラボレーションも数多く『ニューバランス』との映像作品や最先端テクノロジーを駆使しエクササイズとして着付けを発表するなど、伝統を軸に新たな着物の可能性を追求し続けている。2023年にオリジナルプロダクトを発表。
【キャンセルポリシー】
1週間前から100%キャンセル料金がかかります。
●聞香会に関しましては、1週間以上前のキャンセルの場合、ご返金でなく、他の聞香会かお香づくりの講座に振替させていただきます。他のレッスンのご返金は振込手数料をご負担いただきます。
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