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聞香と呼吸法

秋の夜長に、和ろうそくのゆらぎとともに行う「聞香」は、心と身体と魂が元気になる豊かな体験です。

今月から、月に3、4回、世田谷の「香」サロンで聞香会を再開しております。

昨晩は急に冷え込んで、台風の影響もあって、頭が重くて、体調が良くありませんでしたが、夜の「聞香会」で、伽羅の香木の香りが体内の経絡を廻り、氣と血の流れが良くなって、気分が明るくなりました。

15年程前に、統合医療で有名なアメリカ人医師Andrew Weil先生のリトリートに参加した時、手軽にいつでも実践できる「4-7-8 呼吸法」が最も効果的な健康法であることを学びました。

また、ヨガやチベット医学では「片鼻呼吸法」を行います。銀行員だった父や、大学の学長で医学博士だった伯父が、インドで学校をつくる程熱心にヨガを教えていたこともあって、私にとって、子供の頃からヨガはとても身近なものでした。

数年前から、「聞香会」にご参加される方々にお伝えしている私独自のお香の聞き方は、鼻を左右順番に使って、「左ー右ー左ー右ー左右両方」という呼吸とともに行う方法です。このやり方でお香を聞くと、体内の経絡の氣の流れの左右バランスが調い、7つのチャクラが正常に動き始めるのがよくわかります。それにともなって、血液の流れがよくなり、身体、とくに手足があたたかくなり、臓器の働きもよくなるように感じます。

「聞香療法」は副作用がなく、定期的に続けると、最高の「養生法」となります。まさに、アロマ効果、呼吸法、瞑想の3つが一体となった理想的な健康法と言えます。







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