■7月26日 好きこそものの上手なれ
先日、チェッカーズのリーダーである武内享さんの生誕日イベント【俺を祝え!2023】が大阪で開催されました。何とかチケットをゲットした私は、いそいそと大阪日帰り遠征を敢行したのでした。
イベントは、歓談タイム+ライブ/歓談タイム+ライブという構成でした。歓談タイムは、フロアに降りた享さんが気さくに話に花を咲かせてくださいましたし、ライブはとにかく恰好よい音がひとりひとりの体内を揺らす如く響いてくるものでしたし。ほんとうに楽しくて仕方なくて、ずっと笑っていられる時間でした。
ライブのMCで、享さんのおっしゃったことが印象に残っています。
それは。享さんの後輩の方たちが、享さんに「享さんのギター、すっごい恰好いいし、ばりばりに弾けるのすごいっす!」と称賛を伝えることが多くあるのですって。それはそう! と同意しかないのですが、ポイントはそこではなく(笑)
そういった声に対して、享さんは「おれは14歳の頃から、ずっとやってるだけだぜ。好きだったらやればいいんだよ」と仰るそうなんです。
ずっとやっていたら上手くなる。
好きだったらやればいい。
享さん曰く、チェッカーズのメンバーはみんな音楽の成績は3とかで。でも、ずっと好きでやっていたからあれだけ恰好いい音を創り出せたんだと。そして、享さんの音もそうやって創ってきたモノなのだと。
私ね、たしかにそうだなぁと超納得したんです。
もちろん、ダルビッシュ選手のおっしゃる「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」は絶対的な真理だと思っています。そして、その「頭を使う」のも半端な量ではダメなのだとも思います。
また、「ずっとやり続ける」ということが、思っているよりもハードルが高い。私の過去noteを見ていただくと分かりますが、始めたものの続かなかったマガジンは幾つもあります(笑)
でも、それって元々の原動力がけっこう邪というか。体力のなさや時間の足りなさも関係はしていますが、それでも。「これをやったら、読者さんが増えるんじゃないかな?」くらいの見切り発車で始めたものは、ほぼ例外なく続いていません。あくまで、私の場合は、ですが。
だけどね。
「好き」が原動力になった行動はきっと強いと思うんです。たとえば、何度も引き合いに出しますが、私のnoteでも、【写真館】はそろそろ連続更新が300日超えてますし、このエッセイだって80日以上毎日書いている。今月になって始めた短歌も、実は3週間ほど毎日5首以上詠んでます。
それこそ、エッセイだって短歌だって、やっているのがとにかく楽しくて! 書けば書くほど、詠めば読むほど、もっともっとうまくなりたいと思います。
なかなかうまく行かなくてくやしいこともあるし、自分の限界を毎回突きつけられて、なかなかに苦しい時間でもある。それでも。絶対に「だから、やめよう」ということにはならないんです。
それこそ、「好きだったらやればいい」し、好きだからどんだけでも努力できるし、「ずっとやっていたら上手くなる」を地で行く様なのです。
だからね。
いろんなことはもっとシンプルでいいと思うんです。まずは、好きだったらやってみる。で、続けてみる。続かなかったら、そこで立ち止まって原因を考える。あ、このとき考えるのは「言い訳」じゃなくて、「原因」です(笑)ってまぁ、それはともかく。
別に続かないからと言って、何か天変地異が起こるわけでもない。ちょっとした自己嫌悪と、「てへぺろ」な気分がやってくるだけ。
だったら、好きだと思うこと、やりたいと思うことを、迂闊に軽率に始めてしまえばいい。そこから試行錯誤まで楽しめるようになったら、こっちのもの。きっと、それは続けられるのでしょうし、それだけで私たちは「勝ち」なのだと思うのです。
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今日もここまで読んでくださり
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。
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