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【写真館860】出会いは億千万の胸騒ぎ
今日の一枚はコチラです。
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最近、見るだけであまり撮っていなかったなぁと思い、1月半ばに名古屋城へ行ったときに、大天守を撮りました。今日も金シャチさんはきらきらと9億円以上の輝きを(主にカラスさんたちに)見せています。
1月のこの頃は、まだ空の色や空気の感触が「冬」というには物足りなさを含んでいました。
もちろん、「冷たい」といった触覚が「写真」という視覚に特化したメディアで切り取れるのか、あるいは、それができるとして、そんな技量が私にあるのか、という大問題はあります。ですが、そうであってもこの写真から「冷たさ」や「寒さ」といった、冬をダイレクトに伝えるものが感じられなくて。
ほんとうに冬はやってくるのか。それに続く春は感じられるのか。
そんな疑問が背筋を駆け抜けたのです。
この日は、二十四節気でいう「大寒」でした。が、3月上旬並みの陽気でとても過ごしやすい日でもありました。こういった混乱にも、少しずつ慣れていくのだろうと……そのことが実はいちばん悲しかったりもするのでした。
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んじゃ、また。
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