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■あの時教えて欲しかった国語の疑問①―国語の答えがたくさんあるってほんと?

えりたです。

私は国語講師を生業としています。
とはいっても、学校の勉強を補助するのではなく「志望校に合格すること」に特化した「受験国語」の講師です。

専門は、中学受験、高校受験、大学受験。現代文、古文、漢文。

国語に関してはオールラウンダーです。また、バイト時代を含めれば、人生の半分以上をこの仕事に費やしていますから、手塩にかけた生徒たちの数もものっそいことに。ですが、どれほど生徒たちが増えようとも

行きたい学校に押し込むだけでなく、
進学してからも武器になる国語を身につける。

そんな信条を胸にずいずいと国語を教え続けてきました。細かい経歴や、やってきたお仕事などはこちらの記事にまとめています。

さて、このシリーズでは、学生時代のあの時教えて欲しかった「国語の疑問」について書いていきます。

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「国語」という言葉を聞くと、多くの人は「国語ってさ、答えが一つじゃないんだよね」「筆者の考えとか分からんし」と思われるのではないでしょうか。

そして、そうおっしゃる方みなさん、学生時代に国語のテストで苦い思いをされているのではないでしょうか。

自信があったのに、にされてしまった。
先生の説明に納得できない。
なぜ、自分の答えが間違っているのかわからない。
そもそも国語が苦手すぎて点数が取れなかった。
などなど。

このシリーズでは、そういった国語のテストでの苦い思い出の理由を解き明かしていきます。

また、「国語」は普段使う言葉について学ぶ科目ですから、大人になってからいちばん必要な科目です。学生時代にあった国語への疑問をほどいていく内容は、現在のお仕事や人生へもおだやかに関わっていくことと思います。

そんなこんなで、連載第1回目のお題は「国語に答えがたくさんあるってほんと?」です。
では、レッツゴー。

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