■GW終盤戦に読みたいラノベ
さて、昨日更新した記事にも書いたのですが、月初にはラノベを読んでることが多いです。
書店勤めをしていたとき、コミックを担当していました。コミック担当が扱うのは、コミック雑誌からマンガ技術書、ゲーム攻略本、画集など範囲が尋常でなく広くて。ラノベもその一つでした。
私自身、コミックもほとんど読んでこなかったのですが、ラノベはもっと読んだことがなくて。担当になると決まってから、慌てて読み倒してました。一か月で40冊読破。そしたら、えぇ、飽きました(笑)
それでも、面白いと感じられるものは未だにお付き合いがあって。新刊が出るといそいそと買って読んだりしています。
今日はそんなお気に入りのラノベのなかから、雨降り予報なGW終盤戦に読みたいものをピックアップしたいと思います。
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1⃣姫騎士様のヒモ(電撃文庫)
現在4巻まで出ていて、第一部が完結したところなので、ちょうどいいかと…思いきや、4巻はものっそい不穏な空気を残して締めるんですが(笑)
姫騎士様の秘密とか、ヒモであるマシューの矜持とか。争乱の場面はわりと容赦のない描写が来るので、そういうのが苦手な方は要注意ではありますが。ラノベの定型にはまらない設定がかなり気に入ってます。
2⃣七つの魔剣が支配する(電撃文庫)
現在12巻まで出ているので、がつがつ読みたい方に特におすすめです。
壮絶な過去を持つオリバー。仲間と出会うことで救われる…のかと思いきや、どんどん闇にはまりこみ。なんなら、仲間も仲間で、救いがたく彼方へ闇落ちしかけているし。
決してウッツリした展開というのではないのですが(あ、これもバトル場面はわりと容赦ないです)、ハッピーエンドの在処がわからないという、これまたラノベの定型から免れた物語世界が醸成されています。
3⃣天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~(GA文庫)
これも12巻くらいまで出ていたと思います。
弱小国家の王子が、売国して悠々自適な生活をおくるために、国家を立て直しているうちに、あれよあれよという間に強国化してしまい、どんどん忙しくなる物語(笑)
相手を出し抜くために、二重三重の策を張り巡らせる。あらゆる可能性を考え、潰して、いかに自分の思う方向へ舵を取るか。深謀遠慮渦巻くのがものっそい快くて、読んでる側も超出し抜かれます。
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そんなラノベ三点のおすすめ本でした。
明日あたりはまだ晴れそうですが、週末はこれでもかと雨が降るみたいで。お出かけされる方はお気をつけくださいね。私は推しさまにお目にかかってにこにこしてるか、締め切りで泣いてるか、おそらくどっちもです(え)
ではでは、みなさまよいGWを♪
んじゃ、また。