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料理教室が「地域の暮らし向き発信」に最高だった話

今日はハワイで料理教室に参加させてもらったのですが料理教室ってコンテンツとしてめちゃ良質…!という気付きがありました。

観光・人口の課題を抱える地域は料理教室をしっかり編集してコンテンツ化するととても良きと思ったのでポイントをご紹介しようと思います。

その土地の食をつまみ食い感覚で知れる

旅先での体験の満足度って「その土地の食」を楽しめるとあがるわけですが、料理教室では食材を説明しつつ、味見させてもらいながら調理するので地元の食材試食会のような体験が。

特に、調味料や食材をいろいろ味見しながら、最終的に自分好みの味付けのスパムの押し寿司を作れる体験は素敵…!

例えば日本バージョンでアレンジすると…

・いろんなだしの飲み比べ(だしを取るだけでもめちゃ良いパフォーマンス。塩水とだし+塩のテイスティングとかも良さそう)
・日本の食材を味見しながらMY味噌汁つくる(まぜご飯もいいなぁ…)
・山菜の食べ比べ(苦い山菜とかの仕込み前-後の食べ比べもあり。仕込み前って苦すぎて無理かな?)

みたいなことができるな〜と妄想しちゃいました。ざっくりインバウンド向けを想定しましたが、山菜とかは日本人でもいけそうだし、地域の食の特色によっていかようにもアレンジできるかと。(お腹空いてきたぞ…)

暮らしをリアルに想像できる

また、今回の料理教室は先生のご自宅で開催されてたんですが「ハワイの暮らしってこんな感じなんだ」という雰囲気が感じ取れるのも良きでした。

キッチンの感じや、ハワイのからっとした風が吹き抜けるテラス、そこから見える景色、のびのび暮らす犬、料理の後のビールの美味しさとかとか…何より時間の流れ方や立ち振舞いから、リアルな暮らしぶりが想像できます。

それ見て、ウワァ最高!ってなったらすぐに移住とはいかずとも「ここに住んだらこんな感じなのか〜」とちらりと考える人もいそう。

旅の満足度と移住促進、1度で2度美味しい

日本の大きな地域課題でもある過疎化の解決時に「最終的に移住してもらいたい…まずは1度旅行でもいいから来てもらわないとね!」みたいな話ってよくされています。

そういった地域は、少し広めな良き感じのご自宅に住んでいて、地元の料理を知ってるおしゃべり好きなお母さんを発掘して全力で料理教室の支援をすると旅の満足度もあがるし、住んだ時の想像をしてもらえたら最高ですね。

キモはコンテンツの作りかただと思うので、そのコンテンツを編集観点で作れたらはちゃめちゃに楽しそう〜〜!とテンションが上がった夜でした。

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吉田恵理/編集者
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