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【映画感想】ハラハラ・ドキドキの海女映画『密輸 1970』(2023・韓国)
キムヘスオンニとドラマ『ムービング』を見てから大注目のチョインソン氏が出ているとのことで、気になっていた映画を観てきた。
ネタバレしたくない方はこの先ご注意を。ちなみにこの予告もほとんど見せちゃってる。
好き度:★★★☆☆
海女アクション
ほぼ全編アクションシーンみたいな感じだったので、見終えたあとは少しぐったり。これは映画自体が悪いんじゃなくて私の問題だけども。
「絶対に死なない」とわかっている能力者の戦いでないと、ハラハラしすぎて力が入ってしまう。生身の人間の戦いは怖い。みんな何の能力持ってる!?回復能力あるよね!?と思っていた。ムービングに影響されすぎている。序盤の船のシーンはトラウマになりそう。
勧善懲悪物語…?
海の中では海女さんたちが強すぎてよかった。陸では勝てなくても、海の中では身のこなし方がわかっているものね。悪を懲らしめる!というラストで良かったのは良かったけど、税関のおじさんの最後が呆気なさすぎて驚いてしまった。
サメが出てきたあたりで、ジョーズかと思ってストレス値がマックスだった。(ジョーズは見てない)水の中や地下とか、逃げられないところに閉じ込められる系が苦手だ。水の中にいるときは呼吸を忘れてしまうのでだんだん苦しくなってくる。この映画、もし家で観ていたら最後まで辿り着けなかったかもしれない。
私的に賞をあげたいのはオップン役のコミンシさん。役柄として大活躍だったのもあるけれど、オンニたちに引けを取らない存在感だった。
それから、ヒューマンドラマ好きとしてはチュンジャとジンスクの物語がもっと見たかった。どうしてそんなにお互いを想うのか、どうして裏切られたらそこまで傷つくのか、その関係性を知りたい。チュンジャの赤パンツ姿が本当にかっこよかった。
期待値が高すぎたので★3つとしたけど、アクションとしての新鮮さはあったと思う。