「劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro」が熱すぎる。
最近、noteから遠ざかっていた。
というのは、推し事関連で物理的も心理的にも忙しく、家事と育児も加わり(いやこちらが本業)、バタバタしていたのだ。
それがちょっと落ち着いた今週はじめ。
タイミング良く、友人からおすすめ記事がやってきた。
高校の頃からの付き合いで、共にスピッツファンの友。独身の頃はライブやフェスに何度も連れて行ってもらった。
今はお互い推しグループがあるが、スピッツは別物。私たちにとって永遠なのだ。
記事によると、スピッツとWOWOWの企画で、「優しいスピッツ a secret session in Obihiro」というものが去年放送された(私は観ていない)。
それが今回、映画館で放映されているのだ。劇場版ではメイキングとアフタートークも追加されているということ。
記事からも熱い想いが伝わり、これはさっそく観なくては、と思った。
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映画を見終わって。
これはもう、なんだろう。
素晴らし過ぎて一言では表現できないが、とにかくスピッツをほんとに身近で覗き見しているよう。
映像の美しさ。
カメラワークが最高。
映画館の音響の素晴らしさ。
セットリストが神。
今まであまりライブで演奏していなかったような曲が多いらしく、みんなでワーッと盛り上がるというより、メロディアスなものを選んだとのことだったけど、ほんとそれ。
私は中学、高校、大学、社会人、と聴いてきたので、その時々の想い出が頭の中を駆け巡る。あ、あの時あんな事あったな、これ聴いて受験頑張ったな、とか。
昔の曲ほど歌詞を完全に口ずさめて、当時どれだけ聴き込んでいたのかを実感する。体に、心に刻まれている。
「名前をつけてやる」のイントロが来た時は、懐かしすぎて本当にきゃーと叫びそうだった。
実際にLIVEに立ち会っているようで、曲が終わる度に大きな拍手と黄色い声援を送りたかったけれど、ここは映画館。両手を握りしめて我慢した。
教えてくれた友人とも話したが、マサムネさんの歌がまるで音源。歳を重ねるごとに衰えるどころか磨きがかかっている。
演奏も神。一発録りなのに凄すぎる。全身が震えるほどよかった。アレンジも最高。
そして、道民としてぜひ触れておきたいのがロケーション。
私の大好きな町、帯広。十勝地方。
「優しいあの子」が主題歌で使われた朝ドラ「なつぞら」の舞台にもなった町だ。
とある旧幼稚園の素敵な建物の中で撮影されている。
ドォーモのように中が吹き抜けた遊戯場は、普段のホールなどとは音の響きが違うそう。
次に行けたら、訪れてみたい。
そして、ゆるゆるMCでも、アフタートークでも登場した食べ物、飲み物も見逃せない。
ますやパン。
豚丼。
ガラナ。
カツゲン。
他にも、とうもろこし茶、十勝ワイン(多分あった)、豚丼味ポテチなど。
前のめりになって見ていたのは、多分私だけじゃないはずだ。
目でも耳でも十分に楽しませていただいた。
そしてこの夏のツアー。
スピッツは、札幌、帯広、釧路に来てくれる。
私もなんとかチケット取れたので、生スピッツを拝んできます。
兎にも角にもこの映画、スピッツファンにはほーんとにおすすめ。
まだ観てなくて、日程間に合うよーって方はぜひ。
↓日程出てきます。
セトリや撮影時の様子は、こちらの記事で存分に味わえるので、ぜひ。
最後に。WOWOWさん、いつもお世話になっています。素敵な企画にたくさんの記事をありがとうございました。色々勝手にお借りしました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました♩
***2023/6/19追記***