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アドラー思想について

岸見一郎さんのベストセラー「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読了されている方は多いと思われます。

私が「嫌われる勇気」を手にしたときは、他者に「嫌われてもいいか」と思ったタイミングがあったから。具体的には2020年9月に会社で新しい部署が立ち上がって(社内には部署が存在しないため一般的な言い方)、スタートメンバーに手をあげて、まあなんとリーダーの位置になってしまったのだ。これは予期せぬ出来事!!!
なので、今後はコンフォートゾーンを抜けて風当たりが厳しくなるか?と勝手に思ったので、この本を購入しました('ω')ノ

読み深めていって現在、大変役に立っている書籍です。もちろん始めは読みはするものの自分のものに出来ていなかったのですが、「課題の分離」が出来るようになってからは、心が軽くなるんです。「ありのままを尊重」することも対人関係には大切なことです。
意見や考えはまず「受け止める」ってこと。最初に「あなたはそう考えるのですね」と伝えます。あとむやみに「あなたの気持ちはわかる」って伝えないことですね。だってYouではない私が分かるなんて100%ないです。同じ環境、同じ過去ではないですから。
私が特に大事にしているのはその2つです。あとは書籍には自己肯定と自己受容の違いは前回の記事で書いてますが、これも自分の中でメイクセンスでした。

1冊にかなりの情報量があるので、また思い立ったときに続きを書いてみます。面白い話を最後に。
嫌われる勇気のプロローグにあった話は、私の通うエステティシャンの女性が大事にしているという考えだったのでここにも共有をします。彼女はどこかで聞いた言葉でどこで聞いたかは忘れた、って言ってましたがここか!と私は繋がって嬉しい(笑)

それは井戸水の話でした。
人はだれしも客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいる。
井戸水は-年間を通してほぼ18度で一定している。しかし夏に飲む井戸水は冷たく感じ、冬に飲むと温かく感じる。そのときの「あなた」にとっては井戸水の冷たさや温かさも動かしがたい事実。主観的な世界に住んでいるとはこういうことでわれわれは「どう見ているか」という主観がすべてであり自分の主観から逃れることはできない。問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうあるか、なのです。(書籍から抜粋)

アドラーは目的論でしたよね。原因論ではなく、「いま、ここ」にいるあなたがすべてを決めるというような感じです。

アドラー心理学は、フロイトやユングより知られていないかもですが、世界の三大心理学です。アドラーって超現実的なので、まったく宗教とはかけ離れているんですよね。知識がなく、それを宗教だと決めつけるのって気の毒だなーって感じます。決めつける人は気の毒だなって感じるぐらいの自分になれたことはここ最近の成長です。(笑)

会社の研修4日間終えました!事務局だったので、運営しながらですが多くのことを学びました。カウンセリングできるようになるには実践ですね♩

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