HSP小学生とピアノ教室【続編】
↑の特別編です♡
ピアノ教室の先生がいかに鬼オババということはよく分かっていただけただろう。
その他にも先生からの嫌がらせを話すとキリがないが、一部をご紹介。
トイレに行きたいと申せば、わざとらしく重いため息を床に落としてから、早く行けと言う始末。他の生徒には快くOKしていた。(トイレの装飾だけでも先生の悪女ぶりが伺えた。黒光りする床と壁紙がまがまがしく、鮮やかに映える赤いバラが狂気のようだった。鼻に突くキツイ香水のような芳香剤のことも、よ~く覚えている)
私のピアノを弾く順番を最後にし、十分すぎるほど時間をかけてイヤミを言っては、私の自尊心に傷つけた。
他の生徒が後ろで私のグダグダな奏を聴く中、まだ練習さえしていないページを突然弾けと、棒なような物で指図された。
とにかく先生は私のことが大嫌いだったのだ。
他の生徒に監視された状況下で弾くことが苦痛だった私は、その旨だけを母に伝え、時間をずらしてもらったが、生徒の顔ぶれが変わっただけで意味がなかった。
その際も先生は、「この子はね、みんなの前で弾くのが恥ずかしいんだって、皆さん分かってあげましょうね」などと、私の産毛が逆立つようなことを平気で発したこともあった。
私はみっちりと自分の存在価値をねじ伏せられ、汚れた大人の女の玩具とされていた。
こうやってちびちび蝕むように、私の頭の中はぐず子に支配されていったのだった。
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