フリーランスRPOになりました〜後編(仕事への姿勢/ライフステージの変化と仕事)
フリーランスとしての報告記もこれで最後。
前回(中編)の投稿は嬉しいことに、カテゴリー内のスキを集めた記事に選ばれました👏
前編ではフリーランスとなったきっかけ、中編では案件に入るまでの話を書いたので、実際に採用支援するうえでの姿勢、そしてライフステージの変化と仕事の両立(妊娠出産にあたって)のことを書こうと思います。
仕事への姿勢①〜実務ノウハウ×社会人の基本スキル
クライアントにとってフリーランスに業務委託として参画してもらう最大のメリットは「育成することなく即戦力で、外部のノウハウを提供し成果を出してくれる」こと。
もちろん私よりノウハウの多い方はもうたっくさんいますが、これまで様々な規模・フェーズの会社で人事として働いた気付きを自分の経験の限り提供できるよう努めました。
そしてもう1点大事なことが、実際に仕事をしてみて、勤務形態・職務内容がなんであろうとも、根底にあるのは「当たり前のことを当たり前にやる」こと。
フリーランスのRPOをうたう方は、私が始める前もその後も、それなりの勢いで増えている実感があります。
私がかかわった方々の話ではありますが、社会人の若いうちに培うような基本のビジネススキルをちゃんと実践している人が顧客との良い関係を継続しているように思います。
…など挙げればきりがないですが、これらを常に体現する、ということに価値があると私は考えています。
仕事への姿勢②〜成果の言語化・可視化
RPOとして参画する際は、まず「●●ポジションの採用を実現したい」「●●ポジションの内定承諾率をあげたい」など何らかの課題をいただいた上でスタートさせます。
(もっと上流のレイヤーから入っている方なら経営課題や人事戦略から入る方もいるでしょう)
ですがこの売り手市場の中、すぐに希望のポジションで採用成功できることはまれだと思います。
今年他のRPOの方と複数名で参画した案件で、採用決定どころか母集団集めからとても苦労したものが一件ありました。
「これはクライアントからの満足度も低いのでは…」と思い私も少し不安に思いながら進めていたのですが、その際のPMさんの進め方がとても参考になりました。
採用決定に「即」つながらなくとも、着実に進んでいることを双方が理解しておくことを何より大事にしており、私も実践したいところです。
下記の記事で私も書きましたが、依頼いただいたことの成功も一歩ずつしか前進しません。外部の人間が入ったからといって、一瞬で変わるわけでもなければ、重厚長大なものがすんなり完成するわけでもありません。
だからこそ、クライアント・RPO双方が納得し、安心できるような言語化/可視化が必要だと考えます。
妊娠・出産と今後
実はこの度10月に長女を出産しまして、この1年は出産までのスケジュールや体調と常に相談しながらの仕事となりました。
フリーランスあるある、「妊娠したので●月から産休に…」と単純にいかないのが最もむずかしいところ。仕事を休むも続けるも自分の交渉次第。幸いにも、全ての案件で出産予定に合わせた仕事をさせていただきました。
フリーランスの場合、妊娠中であることを言うべきか、言うならどのタイミングで伝えどう仕事を調整していくか…
先人たちのブログやWeb記事をたーくさん見たうえで、結果下記のように行動していました。
最終的に、安定期以降は体調不良で穴をあけることもなく、8ヶ月に入った頃から稼働を減らし37週くらいまで働きました。
ちなみに妊娠後期は丸一日椅子に座っての仕事がそもそもつらいです^^; 徐々に稼働時間を減らしての対応となりました。
年内は仕事をお休みし、育児と休憩の時間に充てています。1月からは徐々に復帰予定です。
会社員と比較し「勤務時間・場所に縛られず働く」ができるのがフリーランス。産前と同じ案件に復帰が決まっているものも既にありますし、全く新しい案件も持つことになるでしょう。
まずは産前と同じように、クライアントに信頼される仕事を提供できるよう、2024年はつとめてまいります。
さいごに
3編にわたって、フリーランスRPOになっての雑感を書いていきましたが、アウトプットし残すことは大事ですね。。常にこういったnoteを書ける方々は本当にすごい。。。。
そして、オフラインでの交流が徐々に復活した今年に中々出られなかった同業の方々との交流に顔を出す・クライアントと対面でご挨拶する機会を作るなど、フルリモートに頼りつつも、対面コミュニケーションの良さも活かしながら仕事していきたいところです。
2期目もがんばります!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?