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『ラーニングダイバーシティの夜明け』を語る夜〜村中直人先生&苫野一徳先生対談
やっと見れた対談
夏に読んだこの本もとても面白かったし、
この対談あると知った時からずっと見たくて見たくて。
でもなかなか時間が取れずにいましたが、ついに見ました。
対談もまた面白かったです。
学びたいことを、学びたい時に、学びたい人と、学び方も選んで学ぶ。
自由の相互承認。
答えは子供の中にしかない。
子供の内なる世界をわかろうとすること。
ありのままでいいよ、そのまんまでいいよ、という言葉をかけるこちら側の考え方・あり方は本当にニュートラルか。
などなど、キーワードがたくさん。
村中先生が拠り所にしている概念は
「冒険モード」=試行錯誤をしてでもやりたい気持ちが続くこと
苫野先生が拠り所にしているのは
「信頼して、任せて、待って、支える。そして尋ねる。」
ああしろこうしろ、あれするなこれするな、と指示するのは教育の真逆。
さらにお二人とも、ご自身のお子様が不登校を経験した話や、
その際に、相談に来る一般的な親と同じように色々言ってしまうなど
(立場上、保護者に助言する側なのに)
未熟だったという振り返りなども赤裸々に語ってくださり、
聞いている私はとても勇気づけられました。
最後の方でASDのお子さんを持つ保護者の方に向けて村中先生が語った事、印象に残ったのでメモします。
違いを優劣で捉えがち
人は、違いを優劣で捉えがち。
こと、マイノリティ側からだけ見ると、差分ばかりに目がいく。
優劣ではなくフラットに違いを語る必要がある。
フラットに違いを語る一つの言葉、それが「文化の違い」。
文化が違うだけ。同じ文化の人も少数だけどいる。
「能力が劣っているからトレーニングしなくては」という世界を超えて初めて、向こうの文化も理解してみよう、こちらの文化もわかってもらおう、自分の在り方も伝えてみよう、となる。
社会の課題で、いわゆる性的マイノリティの方の作文を読んでいた中2の娘と、この事について語り合ってみようと思いました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました😊