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どこまでも広がる食の可能性を突き詰めたい

なぜこんなにも食にこだわるのか。
なぜひたすら料理をしているのか。


食は表現だ。自分の手から生み出される表現。
わたし自身。食はわたし自身である。

レシピ通りに忠実に作り上げていくのではなく
自ら発想して、レシピを足したり引いたりしてアレンジして
自分なりのものを作り上げていく。

レシピを見つけてこれを作ろう!と決めるのではなく
旬の食材、今目の前にある食材を見つめて
何が自分の内側から湧き上がってくるのか眺める。

いろんな経験を重ねて自分の中にストックが増えていく。
引き出しを開けるように記憶を辿り、掛け合わせて
料理という芸術表現が完成されていく。

どう食べるか、は、どう生きるか。
なにを選ぶか、なににお金をかけるか、は、どう生きるか。

食べたものでわたしたちは作られている
自分が選んだもので人生は構成されていく。


自分の生き方だけじゃない。食はもっと広い範囲に繋がってる。

わたしは食は世界の問題を解決できるとも思っている。

戦争、飢餓、児童労働、廃棄、海洋汚染、気候変動、貧困
エネルギー、経済、病気など
あらゆることは食が解決してくれる。

食から始まる人との縁、出会い、繋がりがある。
それはわたしもあなたも幸せにする。

食は可能性に溢れている。
食で世界は変わっていく。


焼きたいパンが努力と練習を重ねると焼けるようになる。

生きものを捌くことで、命をいただくことの重みを知る。

料理をすることで今ここにいることができる。

五感を使うことで、直感が冴えていく。


食には可能性が広がっている。可能性が見える。

だから突き詰めたい。どこまでも広がる食の可能性を。


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