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力を抜くとは by堂本光一の言葉

ここ最近で腑に落ちた言葉を紹介します。

タイムレスのオーディションを見た堂本光一さんが発した言葉です。
(オーディション見たいけどNetflix契約してないから無料で見れる切り取り部分だけ見てます。笑)

「『抜く』って難しいよね。最初から抜いたってだらしないだけ。全力で追い求めて出し切って、沢山失敗して自分と向き合った時に発見できる事があり、そこから無駄を削ぎ落して表現に落とし込んでいく。そこに生まれた余白は沢山のものが詰まっていて最高に魅力的という意味です」

首がもげるほど同意しました。

今の時代、どこかで「頑張らない」「手を抜くこと」という言葉がひとり歩きして、「頑張らないことが良い」「これからは頑張らない時代だ」「手を抜いて気楽に生きるべき」という風潮があるようにも感じます。
でもそれって全力でやった後にわかるものなのかな、と思っていて。最初から抜くとしても、何を抜いたら良いのかわからない。だからこそ、100やってみて「これはいらない」「これは自分には合わない」と消去していくこと、それが本当の意味での抜くことなのかなと思っています。

例えば、食の道に進んだわたしはシェアキッチン、コラボイベント、マルシェを経験し、今は料理教室や講座をしています。経験してみて、「大量生産するのは合わない」「夜に活動しない」などと自分なりの決め事、大切にしたいこと、方向性が見えてきました。そして寝不足で料理し続けたこともあったけど、持続可能じゃないことに気づいて、睡眠をしっかり確保できるやり方も模索してきました。
何事もやってみないとわからない。やってみて失敗して軌道修正して。
やる前から、抜くことを考えていては、本当に価値のあるものは創り出せないし、人の心にも響かないし、本質に出会えない気がしています。

看護師時代、1年目はわからないことばかり、でも4年目になると同じ業務をしていても、抜くところもわかり、自分なりの看護も確立していました。それも最初は全力でやって、たくさんの壁にぶつかり、失敗したから、見つけ出したものです。

人から出る言葉はその人の生き様や人間性を表している。そしてその人が実際に体験して出た言葉は純度が高い。SHOCKという舞台を長年続けてきた堂本光一さんから出たこの言葉、きっと彼なりにたくさんの努力をして魅せ方も研究して、体験してきたからこそ、人の心にも響くのだと思いました。

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eri
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