「スオミの話をしよう」の話をしよう
こんにちは!
ブランディングコーチ・Sooノート®カウンセラー
えりこです
今日は、先日観に行った、長澤まさみ主演、三谷幸喜監督の映画
「スオミの話をしよう」
からの気づきをつらつらと残したいと思います。
長澤まさみはスクリーンで観たい私
私、長澤まさみさんが大好きなんです!
というのも、何の前知識もなく観た
「コンフィデンスマン.JP」で、天真爛漫な「ダー子」演じる長澤まさみの演技に、どっぷり魅了されてしまったんです!
長澤まさみさんの美しさと、キャラを演じる豪快さ、
心からはじける楽しそうな笑顔に、すっかり心奪われ、
「こんなにも心から楽しそうな笑顔になれるなんて、うらやましい」
そう感じてしまったんです。
それ以来、ダー子のファンだか、長澤まさみのファンだかわからないまま、
他の作品も見るようになったのですが・・・
\長澤まさみはスクリーンで観たい!!/
と思うように。
「スオミ」を演じる長澤まさみ
今回、5パターンの長澤まさみを「スオミ」として
演じ分けていらっしゃって、とんでもない役者さんだな!!!
と衝撃を受けました。
(上からではなく、一般人としての尊敬です)
しかも、この方、歌までかなりお上手なんです!!
歌手かと思うくらい!
「Sing2」では、私が33年推している稲葉浩志さんとの共演(歌唱)に、
何と表現したらいいのかわからないくらいの感激でした!
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/sing-2/
稲葉さんと歌っても、引けを取らないというか
”こんなにも許せるコラボがあるのだろうか!!”
という感じ!
・・・と、長澤まさみ愛についてはここまで。
(いつもなら稲葉愛を語るのですが・・・)
「スオミの話をしよう」の話をしよう~三谷監督の伝えたかったことは?~
今回、直後の感想としては
「う~ん」
だったんです。
SNSで、ほかの方が「いまいち」と書かれていたりするのを見て
ちょっぴり納得。
・・・だったのですが、私、これでは引き下がれません!
\三谷幸喜監督はこの映画で何を伝えたかったのか/
そこを考えていました。
ココからは私が勝手に気づいて、心に感じたことです。
~ネタバレとまではいきませんが、変に想像してしまう可能性があるからはココからご遠慮くださいね~
5人の夫たちはそれぞれに違う「スオミ」を見てきた。
でも、最後までみて、
なぜ「違う」スオミだったのか。
と考えました。
だって、「スオミ」は同じ人間であることに違いはないから。
そこで、私が思ったのは2つの視点から、それぞれの「脳」や「心」が作用しているのでは?と思ったんです。
まず、5人の夫たち目線からスオミをそれぞれ見てみて
「人は、自分の都合のいいように相手を見ている」
と思ったんです。
自分好みの女性で、見えている部分だけで、
「この人はこういうキャラクターだから」
「この人はこれができない人なんだ」
など、自分にとっての都合のいい人物像のまま、見続けている。
だから、好みの相手として、それぞれに「スオミはこういう人だ」といていることが違った。
そして、スオミ目線から。
「人は、嫌われたくない生き物」
だということ。
理由はどうであれ、「この人と一緒にいたい」と思ったとき
つい、その人の好みに合わせてしまうことってありますよね?
これをしたら喜ばれた。
こんな私でいたら、世話をやいてくれた。
スオミはそれぞれの夫といるために、その人が望む女性を演じていた。
それは、一緒にいるために、「嫌われたくない」という心理からなのでは?
と感じました。
「本当の自分」とは
ここまでの気づきをまとめたのちに出てきたのは
「本当の自分」とは?
というキーワード。
私は普段の活動をしていくうえで
「本来の私で」という部分を意識しています。
なぜなら、
「本来の自分」が一番輝けて、ラクに生きられると思っているから。
先ほどまでの気づきは、
人間の本能として、自分の身を守るためにやってしまう「無意識」もあると思う。
でも、
「本当の私ってどれ??」
って悩むことありませんか?
スオミは
「コレ、ほんとの私じゃない!つらい!」
と感じるたびに逃げたのではないかと思ったのです。
これって、大切な事なんじゃないかと思うんです。
本来の私で生きていないと、いつか「つらい」と思い始める。
スオミのように逃げられるメンタルがあるならいいのかもしれないけど
実際にそんな生き方、普通出来ませんよね?
三谷監督は、そんな「心情」を面白く表現したけれど
もしかしたら、私の気づきのような警告を楽しく気づかせる作品にしたかったのではないか。
と、私の中では納めることにしました。
皆さんはどうですか?
もし映画をご覧になった方が読んでくださっていたら
ぜひ、あなたの見解も聞かせてほしいな。
さいごに
映画って、自分の私生活や価値観に重ねて、
好きなように解釈し、楽しむものだと思います。
面白かった~!
すっきり~!!
なんだか心にモヤが残る・・・
考えさせられた・・・。
など、見終わった時の感情や余韻も含めて
ひとつの作品なんじゃないかな?
と思っています。
こうやって、作品からの気づきで
自分の価値観がガラッと変わったり
人生まで変えちゃう映画もありますよね。
私の価値観で書いた今日のnoteが、どなたかの何かに触れるかな・・・?