『自分のアタマで考えよう』ちきりん 感想
「考えが浅い!」「もっとよく考えろ!」と言われたことはありませんか?
そう言われても…「もっと」ってどうしたらいいのよー!!
となってしまいませんか?
ちきりんさん(=伊賀泰代)もそのような経験があるようで。
そこで「考えるための方法論をまとめた本」にしたい、ということでこの本ができたみたいです。
ありがたい!
*「考える」って何?
「知識」と「思考」をはっきりと区別すること。
「知識」=過去の事実の積み重ね
「思考」=未来に通用する論理の到達点
「思考」は「知識」を時に邪魔します。
よく知らない分野であれば、革新的なアイデアを寛容に受け入れる人でも、自分の専門分野については、知識があって逆に保守的になったりします。
「知識」にダマされている状態です。
何かを決めるときは、「情報」と「意思決定のプロセス」が必要です。
情報を集めすぎてもキリがありません。
判断基準「フィルター」が大切です。
「どんな情報があの意思決定に必要で、どんな情報は不要か」を考える必要があります。
就活をする時にもそうです。
企業の情報と「自分独自の価値あるフィルターを見つける」ことが大事だといいます。
要は自己分析!
・狭く深い仕事or広く浅い仕事
・一人で取り組む仕事orチームで働く仕事など…
ただ、判断基準が多すぎると、決められないので注意。
最も大事なことは何なのか?を見極めることで、よりよい選択ができるといいます。
*頭の回転が速い人って?
知識を整理するための思考の棚を持っていて、次に知りたい情報を意識的に待っているかどうか。
この情報が手に入れば何がわかるのか、何が入れるようになるのか、を想定しておくと「その情報を手に入れる価値」も判断できます。
「知識を蓄えるだけ、覚えるだけ」にならないように、そこから得られる情報を理解して生かせるように!
考える時間を大切にして、意識的に増やしていきたいと思います。
今日はこのへんで。
ありがとうございました。
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