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人を傷つけないマネジメントで組織を成長させるために(まだ考え中)
私はなぜか、パワハラ系マネジャーの下につくことが多い。
今回の不調の原因になったのもその一つだが。
上記にも記載のとおり、親にも怒鳴られたことがなかった私は、大学生になって始めたアルバイトで、初めて「自分より下の人に大きな声で威圧する人」に出会う。
平成になってもう四半世紀が経っているのに、まだこんなふうに人を懐柔しようとするマネージャーがいるのか、と心底驚いたものだ。
そのやり方は私に「恐怖」と「憂鬱」しかもたらさず、飛躍的な成長にはなかなか紐づかなかった。
だがしかし、悲しいことにアルバイトを変えても、社会人になっても、会社を移っても、そういうやり方でしか人を教育できないマネージャーがなぜか現れる。
もはや私が間違っているのか?私がこの世界で一番弱いだけ?ダメな人間なだけ?などと考えるようになっていた。
(心療内科の先生にも「いやそんなマネージャーばっかりじゃないですよ笑」と言われたけど、本当に?)
そんなとき、同じくかなり繊細な後輩に出会った。
この話にジェンダーを持ち込むつもりは毛頭ないが、男性の繊細さんのほうが大変なことは多いだろうなと思う。
まだまだ会社という組織には「男は黙って力強く、勇ましく」という期待があるだろうから。
話を戻して、その後輩とは「恐怖」をもたらすマネジメントの無意味さについて、意見が合致した。
怒られないようにやるから表面上の成長はあるように見えても、本質的には何も変わっていないですよね、と。
ずっと抱えていたもやもやに共感してくれる人がいたことはとても嬉しかったが、心理学や科学的にはどのように考えられているのか知りたくなった私は、以下の本と出会う。
『 #科学的に幸せになれる脳磨き 』内で冒頭早々からこのテーマに繋がると感じたのは、次の2点である。
1.常に前向きでいると脳が活性化し、どんどん良いことが起こる。
悪いことが起きてもチャンスに変えられる。
2.怒り、恥、不安などネガティブな感情を抱くと、学習努力、集中力、自制心などが低下する。
つまり、ダメ出しでネガティブな感情を持たせるような関わりをするのは逆効果。
まさに2.の内容が、現代の脳科学では証明されていた!
これは想像以上に嬉しい事実だった。
私だけがただ「弱く」、「ダメな」社会人だったわけじゃないということを、認めてもらえた気がした。
私が誰かの上につくときは、指摘も含めてポジティブな伝え方ができるように練習しよう。
そうやって、とりわけ繊細な人も、そうじゃない人も、自分も、関わる人みんなで幸せになるんだ。
ちなみに、同じ本のなかで、人間の脳は数値などの目標ではなく「心の豊かさ」を目標にすると、結果にかかわらず幸せを感じるのだ、とある。
どんな人も心豊かに、自分が「いいじゃ~ん!」と思える自分で、幸せに生きられる社会を創ろう!
仲間探しと方法探しの旅が始まる予感。病院通い真っ只中だが、私の未来は明るい。