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春夏秋冬コンポストをやってみて〜後編〜

この春始めたコンポスト。前半ではそのメリットや我が家のコンポスト木箱について紹介した。

日々の生ごみ

では普段どのようにコンポスト生活を送っているかを紹介。

気温が下がった秋以降は、蓋つき20Lのバケツをキッチンに置き、生ごみが出るたびにそこに入れていく。ある程度貯まったら外のコンポストへ。雨の場合は翌日まで持ち越し、4人家族の我が家では3〜4日に一度のペース。

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夏場は1日で臭うので、使わなくなった蓋のある鍋に溜めた生ごみを毎日コンポストに入れていた。毎日生ごみを入れ続けるよりも間隔を開けた方がいいらしいが、気温が高いと分解も速いので、特に問題なかった。生ごみの入れ方

生ごみ投入の仕方

1)軽く上下を返すようにかき混ぜながら、ごみが埋まるくらいの深さを掘る。
2)ごみを投入。ごみを溜めていた容器に水を注いで汚れた水もその上にかける。(濡らす目的ではなく、生ごみの養分が入った水も有効活用)
3)2に1で掘った土を被せる。ここでしっかりとカバーすることが大切!

以上、至ってシンプル。
夏場はかき混ぜることさえサボっていたがどんどん分解された!

コンポストに入れるもの

<王道>
・野菜クズ(玉ねぎの皮もオッケー)
・子どもの食べ残し(親も食べられなかった場合)
使用後の食用油(おすすめ・微生物のにとってのごちそう!)
・コーヒかす、茶渋
・シンクの排水溝に溜まった細かいゴミ(ネット不要!

<時間はかかるがそのうち分解できてるもの>
・卵の殻
・柑橘類の皮
・魚の小さい骨
・アボカドや梅干しなどの種

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アボカドの種から育てようと何度もトライしては失敗していたのに、ある日元気に育ったアボカドの苗をコンポストの中から見つけて大興奮!!!

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そういう楽しみもあって、種も入れちゃう。発芽しなければ干からびていつか割れる。

<その他>
油などを拭いた新聞紙(小さくちぎって)
・納豆の入っていた藁
・鼻水をかんだトイレットペーパー
・落ち葉、刈った芝生、間引きした食べられない野菜の葉など葉っぱ系なんでも
・髪の毛(子どもの髪を庭で切るのでカットしてそのまま投入)

<NG>
ティーバッグやだしパック(大々的に書いていない限り、プラスチックを含んでいると思った方が良い。)
紙コップ(これも実はプラスチック)
・貝殻や甲殻類
・肉の骨(頻度少かつ少量なら身は入れてOK)

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その他のコンポスト

〜スポンジコンポスト〜
我が家でいつも使っているへちまや、以前1度だけ使った植物性のセルローススポンジもへたった後はコンポストへ。本当に分解されるのか試しに別に埋めてみた。容器はしばらく使っていなかったプラスチックの小物入れ

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土に埋め、落ち葉をかけて放置。突然思い出して3ヶ月後に開けてみたら跡形もなく消えていた!!

〜コンポストトイレ〜
週に1度通う共同畑の監督お手製。用を足したら、籾殻をかけてあとは自然にお任せ。

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え、この写真不要?w


奥の深〜いコンポスト。我が家もまだ道半ばながら、細かいことは気にせず、いつかそのうち土に還ると考えて、楽しみながら実践している。
都会でも気軽に始められるようにするにはどうすれば。2022年はそんなことを形にできたらな。

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