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大河ドラマ『べらぼう』第4回「『雛形若菜』の甘い罠」

今年の大河ドラマもとうとう第4回だぁ…と思ってるじぃじです。
本作は結構遊びのシーンが挿入されてます。前回は米米クラブのジェームズ小野田が登場したことが話題になってましたが、今回もこれ。これは蔦重が呉服屋にスポンサーになってもらった事を想像したシーンですが…

このカットではわからない
あれ?
あぁ〜〜〜
シーンの最後は錦絵

男優にカツラを被せて即席女形のシーンでした。お気づきの方は?
それから今回のスペシャルゲストは絵師・礒田湖龍斎を演じる方。

もうお気づきですよね😛 白塗りしていない鉄拳です。

素顔の鉄拳は案外優しい顔をしてるんですねぇ…
ちなみに前作では小麻呂役で登場していた猫も再登場してたとか。

ちょっと遊び過ぎなキライもありますが…
これも痛快エンターテイメントが身上の「べらぼう」テイストって事なんでしょうねぇ😛

その反面…

大河ドラマの定石もしっかりキープしていた第4回という印象でした。
毎作、1月最後の第4回はその後の展開を示唆する内容が盛り込まれるのですが、今回も田沼意次(渡辺謙)と田安賢丸(寺田心)の確執はしっかり描かれました。Wikipediaによると史実では…

白河藩の養子になった後もしばらくは田安屋敷で居住しており、同年9月8日(実際は8月28日)の治察の死去により田安家の後継が不在となったおりに養子の解消を願い出たが許されず、田安家は十数年にわたり当主不在となった。定信の自伝「宇下人言」によると治察臨終の際、父徳川宗武の正室宝蓮院は御側御用取次の稲葉正明から定信が田安家を相続する話を取り付けていたが、後に田沼意次らが約束を破ったと書いている。

Wikipedia ー 松平定信

とのこと。また蔦重の『雛形若菜の初模様』の方は…

安永4年(1775年)には老舗の版元西村屋与八と共同で礒田湖龍斎の『雛形若菜の初模様』シリーズを刊行し、大判錦絵での遊女絵の先駆けとなった。掲載される遊女の多くは突き出し(デビュー)などの記念行事に合わせて選定されたと考証されており、出版業界と吉原内部の動向を知る重三郎が橋渡し的な活動を見せたものとされている。高価な紅の絵の具が多様されている華やかな作品に仕上がっており、吉原遊郭が出版費用を提供した入銀物であった可能性が指摘されている。『雛形若菜の初模様』は天明初期までに140図を超える作品が刊行された人気シリーズとなったが、重三郎が関わったのは主に安永4年前半の12図のみであり、これは両版元の関係悪化によって重三郎の手を離れたものと考えられている。

Wikipedia ー 蔦屋重三郎

と西村屋に奪われたまま、蔦重はこの企画に関わらなくなった模様。

今後の展開は…前作『光る君へ』と同じペースで進むと考えると、おそらく5月あたりには意次の失脚で、渡辺謙が退場するシーンがドラマチックに描かれるのでは?鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)も割と早期に(3月まで?)退場して、息子の鱗形屋長兵衛(三浦獠太)に代替わりするでしょうね。
そして7月あたりには蔦重の日本橋進出が描かれるかと…注目は丸屋小兵衛の俳優ですねぇ。引退を考えている地本問屋の丸屋小兵衛に取り入り、最終的にはその株を買い取る形で、蔦重は耕書堂を立ち上げるそうですから。

「追加のキャスト発表がヒントになるんだけどなぁ」と考えるじぃじです。

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