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大河ドラマ『べらぼう』第6回「鱗剥がれた『節用集』」

もう「絵が拾えない」と駄々を捏ねるのはやめたじぃじです。
確かに視聴率は地上波やBSで視聴する人が激減しているので、あまり現状を表せてないことは否めませんが「ひょっとしたら偏差値にしてみたら?」と思い立ったので、平均値を50にした時の各回の視聴率偏差値で表を作成してみました。

大河ドラマ8作の第7回までの偏差値

ちなみに『べらぼう』は前作の『光る君へ』の平均値を使ってます。
グラフを通年でプロットすると…

大河ドラマ8作の偏差値

通年でグラフ化すると色々な気付きがあります。例えば『篤姫(2008)』の偏差値グラフを見ると…

『篤姫』の偏差値

ご覧のとおり回を追うごとに視聴率の上昇傾向が確認できます。この右肩上がりの傾向は近年の大河ドラマとは逆です。やはり、幕末ものではお馴染みの、天璋院になってからの篤姫の方が視聴者の支持が得やすいのでしょうかねぇ?以前はこれが往年の大河ドラマの視聴パターンだったのですが…もう10年以上前の話です。

それから最近の4作で見てみると…

2022年以降の大河ドラマの偏差値

『鎌倉殿の13人』と『どうする家康』は時折ドーンと視聴率が下がることがありますが、これは裏でスポーツ(野球とか?)が放送された回のようです。それに比べると、昨年の『光る君へ』はオリンピックなどスポーツの放送が目白押しだったにも関わらず、あまり影響が見られなかったことが確認できます。江戸文化がテーマの今作も同じく裏には影響され難いとじぃじは推測してます。最後にじぃじの最大の懸念『青天を衝け』と類似のパターンに陥らないか?です。

『青天を衝け』の偏差値

実は『青天を衝け』の年間平均視聴率は14.1と意外に良い成績だったのですが、初回がピークで、第21回の「篤太夫、遠き道へ」でパリへの留学する前の話以降はダラダラと視聴率が落ちていった…じぃじが思うに回が進むにしたがって、主人公の渋沢栄一と主演の吉沢亮とのイメージが重なりづらくなってしまったのではないか?と。お札でも見れる横顔ですからねぇ。
やはり通年で後半がダレちゃうと大河ドラマは印象が悪くなる。
これは今作の横浜流星にも起こり得ることかと…

さて…

じぃじは、しばらく出ないと踏んでた鬼平の予想外の登場で物語を締めたのが印象的でした。

今度は田沼意次(渡辺謙)とのシーンだとか。楽しみです。

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