習慣の変化
日々の生活の中では、様々な習慣があると思います。
私はルーティンというほど、がちがちなスケジュールにはしていませんが、最近気が付いたら、何となく自然と
『やめるようになったこと』と
『続け出したこと』がありました。
例えば、習慣を良い悪いで決めるのではなく、今の私に合っているかどうかで考えた時に、私に合わせて自然と習慣も変化してきたのかなと思うのです。
それぞれの生活によって、何の習慣が良くて、何が悪いのかを判断はできません。
ですから、これをやめられない人はダメだとか、これを続けられている人は凄いとも思いません。
あくまで、個人個人にとって合う習慣であればいいと思っています。
ただ、私の習慣が変化してきたときに、それらのほとんどを変えようと思ってもいませんでしたので、
私の心持が変わったら、何とか頑張ろうとしなくても、自然に習慣は変わるのかもしれないとも思いました。
逆に言うと、今の習慣は、今の私の気持ちの表れだという事も言えます。
ですから、習慣を通じて、現在の状況を知る手掛かりとなるのかもしれません。
何気なくしてしまう行動や、こうしなければ気が済まないとか、習慣化させていることがあれば、その行動を起こさせる動機があると言えるでしょう。
前々回の投稿では、
行動が先で、気持ちが後だと書きました。
ですが、行動を起こす前には、
『○○に行こう』
『○○をしよう』
という風にも思うはずです。
ですから、その場合だと、気持ちが先で、行動が後になります。
これは一体どういう事でしょうか。
明確に目的がある場合、行動を移す前には、そうしようという思いが頭に浮かんだり、動くための動機になるはずです。
しかし、目の前のコップを持ち上げようとしたときに、
『私は今から目の前のコップを手に取り、持ち上げるぞ』
と考える人はほとんどいません。
おそらく、無意識のうちに行動を起こしているはずです。
また、身体の状況も同じで、心臓を動かそうと思って動いているわけでも、手足を動かすたびに、それをしようと考えている人はいないでしょう。
ほとんどが無意識のうちに、身体を動かし、毎日を生きています。
という事は、日常生活において、ほとんどの動作にはいちいち動機を持っておらず、無意識化、いわゆる顕在意識とは全く関係のないところで、勝手に動いていると言えます。
そのため、無意識に行っている行動を自覚することや、それに気が付くことは潜在意識を書き換えたり、無意識下に影響を与えるという事にもなるのではないでしょうか。
例えば、気が付いていない癖など、近しい人に聞いてみるのもいいかもしれません。
特に空腹というわけでもないのに、口寂しさから、無意識におやつに手が伸びていることがあったり、自分の中では当たり前の行動も、実はそうではないかもしれません。
ですので、普段の行動リズムを記録したり、感情の記録や、行動における気持ちの変化などを見てみると、たくさんの気付きを感じられるでしょう。
しかし、その行動はそれを見て、良いとか悪いを決めるものではありません。
ですから、今の私を知るための一つの材料ぐらいな感覚で見ていくといいでしょう。
いかがでしょうか。
私もよく無意識にしている癖があります。
いつも何気なくしていますが、きっと何か意味があるのだろうなと。
そうやって、ひとつひとつ私を知ることが出来るのは、とても楽しいです。
いかがでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございます!
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