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インターネットにおけるトラブル予防マニュアル
こんにちは。
自分が高校生の頃ぐらいからネットが盛んになってきましたが、ネットリテラシーを身につける場もなく、当たり前のように皆が使う世の中になりました。
インターネットは便利な情報源であり、コミュニケーションツールですが、使い方を誤ってトラブルに巻き込まれることがあります。
インターネット利用時のトラブルを防ぐための対策と注意点をわかりやすく解説してみます。
基本的なこと
インターネット上では、氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号などの個人情報は公開しないことが重要です。
まあ、余程のことがない限りはクレジットカード番号なんて公開しないよと思っていらっしゃるでしょうが、何故か毎年被害にあう方がいます。
対策としては、
SNSの公開範囲を限定し、フォロワー以外には公開しない。
アカウント作成の際は、2段階認証などのセキュリティ設定を行う。
不審なメールやメッセージでの個人情報入力は、何があってもしない。(親しい友人や親族であってもネット上での情報のやり取りはやめましょう。)
2.強力なパスワードの設定
簡単なパスワードは、悪意のある誰かによって簡単に解析される可能性が高くなります。
個人情報やデータを守るために、複雑で予測しにくいパスワードを設定しましょう。
特に同じパスワードを複数のサイトで使いまわすのは危険です。
対策
8文字以上で、任意(大文字・小文字)、数字、記号を組み合わせたパスワードを使用する。
サイトごとに異なるパスワードを使う。(めんどくさいですが)
パスワード管理アプリを活用して、複数のパスワードを安全に管理。
3. フィッシング詐欺の警告
フィッシング詐欺とは、偽のサイトやメッセージを使ってユーザーの個人情報を騙し取って悪用する手口です。
銀行やショッピングサイト、SメールやSNSでリンクが送られてきた場合、正規のサイトかどうか必ず確認しましょう。
対策
メールやメッセージ内のリンクをクリックせずに、直接公式サイトにアクセスします。
知らない送信者からのメールは迷わずに削除します。
URLのスペルミスや不審なドメインは完全無視で良いです。
4. SNSでの注意点
SNSは手軽に発言できる場ですが、投稿には注意が必要です。
特定の人物や団体への誹謗中傷、根拠のない噂の拡散、プライベートなコンテンツの共有は、法的な問題やプライバシーの侵略につながります。
対策
他人のプライバシーに関わる情報は投稿しません。
感情的にならず、冷静な心構えを持つ。
投稿する前に、公開してよいか一度考えてから投稿する。
5.ウイルス・マルウェア対策
インターネットのパソコンやスマートフォンに侵入し、情報を盗むウイルスやマルウェアの被害も多発しています。
不審なファイルやリンクは開かないことが重要です。
対策
信頼できるウイルス対策ソフトを導入し、定期的に更新します。
添付ファイルがあるメールには注意し、送信者が信頼できるか確認する。
ソフトウェアやアプリのアップデートを怠らないようにする。
6. パブリックWi-Fiの利用における注意
カフェや空港、図書館などで無料で提供されているWi-Fiは便利ですが、セキュリティが弱い場合があります。
パブリックWi-Fiでは通信が盗聴されるリスクがあるため、機密性の高い情報を入力しないようにしましょう。
対策
パブリックWi-Fiではネットバンキングやクレジットカード情報の入力は行わないようにする。
VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用して通信を暗号化する。
7.子供や未成年者のインターネット利用の制限
子供や未成年者がインターネットを利用する際には、大人が適切に管理し、教育することが必要です。
また、事前にどんな恐ろしいことがネットに潜んでいるかを教えてあげるのも良いでしょう。
「ネットはダメよ」ではなく、「ネットというのは~」と説明をしてあげることが重要です。
対策
フィルタリング機能を使って必須なサイトへのアクセスを制限する。
利用時間や内容を確認し、安全に使えるよう話し合う。
インターネット上での危険性について家庭内で定期的に話し合う。
8. 広告やポップアップに注意
インターネットを利用していると、ひどい広告やポップアップが表示されることがあります。
「おめでとうございます!」などと書かれたメッセージや、大幅な値引きをうたう広告もあります。
とりあえずクリックはしないこと。してしまってもすぐに消すことを心がけましょう。
対策
不審なポップアップや広告はクリックせずに閉じてください。
信頼性の低いサイトは避け、公式サイトや信頼できるサービスを利用します。
広告ブロッカーを使用し、不要な広告表示をシャットダウンする。
9.情報を鵜吞みにしない
インターネットには様々な情報があふれていますが、中には事実と異なる情報や証拠のない噂もあります。
情報をうのみにせず、信頼できる情報源から複数のソースを確認することが情報に惑わされない方法です。
対策
ニュースや情報を複数のメディアで確認する。
SNSで拡散されている情報は、発生元と根拠を明確にする。
出典が知識がない情報や、偏った考えに惑わされないようにする。
10. インターネットでのトラブルが発生した場合の対処法
万が一トラブルに巻き込まれた場合には、早期に対処することが重要です。
例えば、SNSで誹謗中傷を受けた場合には証拠を保存し、警察や弁護士に相談することを検討しましょう。
被害に遭った場合も、早めに関係機関に連絡することで、被害を減らすポイントです。
対策
トラブルが発生した場合は、記録を残す。
必要に応じて警察や弁護士、消費生活センターに相談する。
利用しているサービスのサポートにも報告し、アカウントの安全を確保する。
まとめ
インターネットは便利ではありますが、細心の注意を払っても様々なトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
トラブルは起こらない(起こさない)のが一番ではありますが、万が一起こってしまった場合の対処法の知識を蓄えておくことが最も大切です。