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ペアレンティングに使える技術
こんにちは。
今日から使えるペアレンティングの基本的な技術や活用するポイントなどについて説明しようと思います。
行動療法
行動療法とは、様々な動機付けを行うことによって、子供が不適切な行動をとりにくくし、望ましい行動をとりやすいように誘導する治療法です。
基本的には望ましい行動がとれたときには親が褒め、不適切な行動をとったときには親がスルーしたり、ペナルティを与えることで、子供がどのような行動をとったらよいのかを判断できるように導くものです。
かみ砕いて説明すると、子供のとる「行動」のみに着目し、適切な行動をとりやすくするための「ごほうび」と、不適切な行動をとりにくくするための「ペナルティ」を使い分けながら、子供の正しい判断を促しましょう。
子供に対するコントロールに抵抗を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。なので、子供の行動をサポートすると言い換えます。
どうですか?抵抗感へりませんか?
実際、適切な行動が増えることで、人間関係が円滑になり、自己肯定感もアップします。良いこと尽くめです。
褒め方について
「いい子ね」という褒め方ではなく、「○○が出来てえらかったね」と、子供が取った行動・行為を褒めてあげましょう。
その際、子供の目線に合わせ、子供の関心がこちらに向いていることを確認しハグなどして喜びを伝えれると、なおGoodです。
できるだけわかりやすい短い言葉で、良い行動をし始めたらすぐに褒めましょう。
他人と比較するのは×です。
なお、アドバイスや指摘などはいりません。嬉しさが半減します。
注意の仕方
好ましくない行動を子供がとった時は、基本スルーですが、公共の場などスルーしにくい場面もあります。
その際はどのようにすればよいのか?
それは、子供がした行動が間違っていることだけを具体的に伝え、叱ったり責めたりしない。
その際、「〇〇してはダメ」などの否定語は使わない。
感情的にならない。大きな声や強い口調は問題外です。
短い言葉で、すぐに注意する。(子供自身に、どの行動が間違っていたのかを伝えるため)
トークンエコノミー
好ましい行動がとれた時にシールやポイントをあげ、一定数たまったら、好きな活動をさせてあげたり物と交換できるシステムです。
ただし、親が一方的に導入するのではなく、子供と話し合ってから導入しましょう。やる気が肝心です。
例えば、ポイントが30点たまったらゲームの時間を30分作る。などです。
このポイント制ですが、シールの台紙などは見えやすい場所に提示し、「○○をしたら10ポイント」「〇〇をしなかったら-5ポイント」と加点・減点方式を利用した方が成果が出やすかったです。
ただし、初めて行う時はゴールを低めに設定してあげたほうが良いようです。(ゴールに中々到達しないゲームは飽きるので)
スモールステップ
今までにも何度か言葉にしてきたスモールステップです。
作業工程を細分化してあげることで、低い目標から高い目標へとレベルアップしていき自己肯定感を養っていきます。
ステップ達成する度に、しっかりほめてあげましょう。
順調にこなせなくても、焦らしたり急かしたりはしてはいけません。
まとめ
子供は親に注目されたくて行動を変えていきます。
なので、好ましくない行動の時は注目せず、好ましい行動の時に注目して褒めてあげれば自ずと行動は良い方に変わっていきます。
人は褒められたいものです。
褒めるときは大いに褒めてあげてください。