記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と言葉の重み

※少々ネタバレも含みます。


ボタンひとつ。

簡単に、

自分の思っていることを、

特定の人に、不特定多数の人に伝えられる今だからこそ、

言葉の重みをいつのまにか軽視してしまっている現代において、言葉に気をつけようと思った。




2022/11/25
金曜ロードショーで初公開の
劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

ちょうど1年前、画面にしがみつくようにアニメ全話を見た、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。

こんなにも心を動かされたアニメはそうそうない。

感動するストーリーもさながら、手紙が想いを伝える主な時代において、依頼人の想いを代わりに文字に起こすドールという職業を描くところから、

「スマホで簡単に言語化して送信」
そんな今がなんだか悲しく思ってしまった。

http://tv.violet-evergarden.jp/img/top/keyvisual_slide01.jpg

言葉には、表と裏がある。

目に見えるものだけじゃない。

でも、本当に大切なことは、伝えなければ。

伝えられるうちに、伝えなければ。


いつもいつも、いつのまにか、忘れてしまう。

明日、自分の周りにいる人が昨日と同じようにそこにいるとは限らない。

自分は、それでも後悔なく生きているだろうか?

伝えられることを、伝えたいことを、ちゃんと伝えられているだろうか?


http://tv.violet-evergarden.jp/img/top/keyvisual_slide04.jpg


心の機微。

他人の心情がわからないヴァイオレットが、自動手記人形として多くの代筆を通じていろんな心に触れる。


愛する人を思う心。

家族を思う心。


色々な心に触れて成長するヴァイオレット。

ヴァイオレットに「あいしてる」を教えた、ギルベルト少佐。

先の戦争で亡くなったと思われていたが、一命を取り留めていた。

劇場版はそんな少佐に会うまでの物語。


詳細はぜひ自分の目で観てほしい。

(アニメを観てからをオススメします!)


いいなと思ったら応援しよう!