特別支援学校で初実施! 筑波大学附属聴覚特別支援学校編
食育部のyurina です。今回初めて聴覚支援学校で「食べて学ぶSDGs」を実施させていただきました。聴覚支援学校ということで、他校よりも静かなのかなと思いきや……皆さん手話を巧みに使いこなしながら、お話していました。
私は初めて皆さんの前で手話を使って自己紹介しました。(ちゃんと伝わるかなと少し緊張しました!)
では、今回実施させて頂いた授業内容をご紹介していきます。
●学校のご紹介
今回お邪魔させて頂きましたのは、「筑波大学附属聴覚特別支援学校」です。最寄り駅は、京成電鉄国府台駅で、歩いて10分のところにあります。JR総武線市川駅からは「松戸営業所」または「松戸駅」行きのバスに乗り、真間山下で下車、歩道橋手前左手の坂を登り切った所にあります。
●授業詳細
今回は家庭科の授業として、2年生を対象に2クラス合同で実施しました。当日はこちらの講義室で実施しました。
12月14日
1時間目 「食と環境との繋がり」 講義
休み時間 昆虫食の観察
2時間目 増一屋様の紹介動画の視聴、試食、グループワーク
●講義内容
講義 「食と環境との繋がり」 (50分)
私がゆっくりとお話しし、隣で先生が手話をしていただきながらの授業となりました。口の動きが分かるようマスクは外し、フェイスシールドを付けて行いました。授業スライドも編集し直し、見るだけで分かるよう伝えたい内容をスライドにまとめたものを使用しました。授業内で積極的に手を挙げて発表をしてくれる生徒の皆さんが多く、スムーズに授業を進めることができました。
●試食品のご紹介
今回は増一屋合同会社様にご用意いただいた「チキン風大豆ミートサンド」を試食品としてご提供しました。こちらの商品は、にっぽんの宝物プロジェクト2022-2023「圏央道の宝物グランプリ」にて新体験部門準グランプリを受賞されております。詳しい情報はこちらをご覧ください。
試食後のアンケートで「試食品が美味しかったですか?」の質問では11名のうち、とても美味しかったと回答した生徒が、7名(63.3%)でやや美味しかったと回答した生徒が4名(36.4%)でした。試食をした皆さんの笑顔が見られてとっても良かったです。
●試食&グループワーク
特に調理等は実施せずに、今回は講義室で試食品を配り試食を実施しました。
ディスカッションは試食後に各3名ずつの4班に分かれてもらい、ホワイトボードに伝えたい内容をまとめながら、(班によっては演技あり)で「まだ大豆ミートを知らない方にどのように宣伝していくのか」について話し合ってもらいました。手話ができない私は、グループワーク中にホワイトボードを使って生徒の皆さんとコミュニケーションを取っていました。
授業の詳細な様子は学校HPに掲載されておりますので、こちらをご覧くださいませ。
●生徒のみなさんの感想
・大豆ミートは、普通のお肉と同じ味がして、美味しかったです
・大豆ミートを始め、色々と地球のために工夫されている食品が沢山あることに驚きました。また、そういった食品を積極的に使って調理することで、少しでも地球に優しくなれたらいいなと思いました
・大豆ミートを使うことで温室効果ガスを牛肉に比べて90%減らすことが出来ることを知ることができました
●最後に
2022年があっという間に終わり、2023年がやってきました。さて、2023年は皆さんにとってどんな1年になるのでしょうか。昨年を少し振り返ってみますと、「食べて学ぶSDGs」を通じて全国の先生や生徒の皆さんとお会いすることができた年でした。なんと、今までに受講してくださった人数は2500人以上となりました。これも全てご協力いただきました各学校の先生方、そして試食品を無償提供していただく企業様の協力あってのことです。本当にありがとうございました。また、今年も全国の学校で、食育授業を実施することが決定しており、授業の準備を進めているところです。今年も継続してこの食育授業を実施できますことを大変嬉しく感じております。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
以上、食育部のyurinaがお伝えしました。
●会社紹介
増一屋 合同会社
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TEL:043-382-9638
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