第68回 may の使い方③(否定文)
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
今回は、
may を使った否定文について
学びましょう。
最後には、
練習問題もありますよ!
お楽しみに。
☆これまでの復習☆
助動詞の否定文の基本
助動詞 の否定文は、
助動詞のうしろに not を置く
だけで作れることは、
can や will のところで
学びましたね。
may も助動詞なので、
may のうしろに
not (~でない)を置くだけで
否定文になります。
may not の訳し方は2つ
まずは、訳し方から。
第66回の記事で、
may の訳し方には2種類あると
学びましたね。
not が付いて否定文になっても、
訳し方は2種類あります。
肯定文( may )と比較しながら
否定文( may not )の訳し方を
見てみましょう。
まずは、①の訳し方。
どちらも、
「確信はないけど~かもしれない」とか
「確信はないけど~ではないかもしれない」
というふうに、
不確実な推量を表します。
それから、②の訳し方。
may だけで使うときは
「~してもよろしい」と
許可を表すのに、
not が付いて may not になると、
「~してはいけない」という
禁止を表す表現になるのが
興味深いですね。
may not の訳し方には
2種類あることが
わかりましたか?
では、次に
かたちを見ていきましょう。
may not は2語扱い
第59回で学んだように、
can に not が付くときは
「 cannot 」とくっつけて書き、
1語扱いになるのでしたね。
でも、
may に not が付くときは、
may と not の間に
スペースを入れて書きます。
「 may not 」は
2語扱いなんですね。
may not の短縮形はない
また、第59回では
cannot の短縮形は can't
であることも、学びました。
それから、
will not には won't という
短縮形があることを、
第64回で学びましたね。
では、may の場合は
どうでしょうか?
実は、
may not には
短縮形がありません!
「×mayn't 」などと
書かないように気をつけましょう。
ちなみに……
大文字の May は「5月」!
小文字の may は助動詞ですが、
まちがえやすいところなので、
区別して覚えましょう。
今回は、
may を使った否定文について
学びましたね。
では、最後に
練習問題にチャレンジ!
ノートなどの紙に手書きすると
記憶に残りやすいですよ。
★練習問題★
日本語訳に合うよう、may か may not か
どちらか1つを選びましょう。
(正解は、下にあります。)
① We [ may / may not ]go to
the fireworks festival tomorrow.
私たちは明日、花火大会に
行かないかもしれない。
② You [ may / may not ]smoke here.
ここでタバコを吸ってはいけません。
③ It [ may / may not ]be so.
そうかもしれません。
↓
↓
↓
できましたか?
正解は、
1.may not 2.may not
3.may
でしたー!
みなさん、今日も暑い中、
お疲れ様でした!
好きな飲み物やお菓子で
がんばった自分を
いたわってくださいね。
次回は、
may の特別な使い方について
解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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