第50回 A-B-B型の活用6タイプ
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
第47回で
「A-B-B」型の
不規則動詞について
解説しましたが、
あとになって、
「あっ、これも説明しておけば
良かったなぁ……。」
と気づいたことがあり、
もう一つ記事を
追加することにしました。
この記事を最後まで読むと、
「A-B-B」型の
不規則動詞の活用が
少し覚えやすくなりますよ。
☆これまでの復習☆
A-B-B型の活用6タイプ
A-B-B型の不規則動詞の中には、
活用が特徴的なものがあります。
その特徴をつかめば、
活用がほんの少し
覚えやすくなるかもしれません。
いろんな特徴がありますが、
ここでは、6つのタイプを
紹介します。
1つずつ、見ていきましょう。
① 「 ay → aid 」タイプ
「 ay 」で終わる不規則動詞の
過去形と過去分詞は、
「 aid 」で終わることがあります。
このタイプの不規則動詞は、
一見、規則動詞に見えるので
注意しましょう。
似ている規則動詞はこちら。
「 say・pay・lay は不規則動詞」と
覚えてくださいね。
② 「 d → t → t 」タイプ
「 d 」 で終わる不規則動詞の
過去形と過去分詞は、
「 t 」になることがあります。
「d(有声音)」が
「 t (無声音)」に
変わるタイプです。
有声音・無声音についての
詳しい説明は、
第44回をご覧くださいね。
③ 「 ought[ aught ]」タイプ
過去形と過去分詞が
「 ought[ aught ]」になるタイプの
不規則動詞もあります。
どちらのつづりでも、発音は
「オートゥ」と長く伸ばします。
think(考える)や teach(教える)なども
このタイプです。
④ 「 t 」や「 d 」で終わるタイプ
過去形と過去分詞が
「 t 」や「 d 」で終わる動詞も
あります。
このタイプの不規則動詞は
たくさんあって、
もっと細かく分類できるのですが、
記事が長くなりそうなので
ここでは
「 t 」や「 d 」で終わるタイプとして
大きくまとめました。
⑤ 母音だけ変わるタイプ
原形の母音だけを変えて
過去形・過去分詞にするタイプの
不規則動詞もあります。
sit(座る)や meet(会う)なども
このタイプの不規則動詞です。
⑥ 2種類の形があるタイプ
アメリカ英語とイギリス英語で
活用のしかたがちがう動詞もあります。
learn や burn は、
アメリカ英語では規則動詞の
「 ed 」が付きますが、
イギリス英語では不規則動詞です。
とはいえ、
英語は国際共通語ですから、
アメリカとイギリスに限らず
世界中の国で話されていますよね。
国によって、地域によって、
つづりや発音、
使われる語句などが
ちがうことがあります。
人々が国をまたいで
移動することが増えた現代では、
地域ごとの発音や表現が
混ざり合ったり、
新しい表現が生まれたり
しているようです。
言葉は生き物ですから、
時代や地域によって
どんどん変化していくんですね。
いかがでしたか?
今回は、
「A-B-B」型の
不規則動詞の活用について、
6つのタイプに分けて
解説しました。
実際には
他にもたくさんのタイプが
ありますので、
みなさんもぜひ
不規則動詞の活用表を見て
ご自身でタイプ分けを
してみてくださいね。
みなさん、今日も
お疲れ様でした!
次回は、
一般動詞(過去形)の疑問文を
作る方法について解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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