第46回 不規則動詞の過去形
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
第41回~第45回で、
規則動詞の過去形について
学びましたね。
今回は、
不規則動詞の過去形について
学んでいきましょう。
☆これまでの復習☆
不規則動詞とは?
まず、
不規則動詞とは
何でしょうか?
不規則動詞とは文字通り、
「活用が不規則な動詞」
のことです。
つまり、
過去形を作るときに
一定の法則がない動詞です。
前に学んだ規則動詞のときは、
動詞の語尾に「 ed 」を付ければ
過去形が作れました。
でも、不規則動詞の場合は
「こうすればOK!」という
ルールがほぼありません。
不規則動詞の過去形
たとえば、
こんな感じです。
go(ゴウ) の過去形は、
「× goed 」ではなく
「 went(ウェント)」です。
いやぁ、ずいぶん
形が変わりましたね!
それから、
come(カム)の過去形は、
「× comed 」ではなく
「 came(ケイム)」です。
「 o 」が「 a 」に変わると
発音も変わるんですね。
buy(バイ)の過去形にいたっては、
「× buyed 」ではなく
「 bought(ボート)」だなんて!
難しすぎて、
頭がボーッとしてしまいます。
(ダジャレ失礼しました。)
こんな風に、
不規則動詞の過去形は
原形と見た目が全くちがうことが
多いです。
活用のしかたが不規則で、
1つ1つ覚えていくしかないと
言われています。
不規則動詞の活用表が便利
「形が変わりすぎて
覚えられない……(もう英語ムリ)!」
と、お嘆きのみなさん。
大丈夫です!
私たちには
つよーい味方がいます!
それは、
不規則動詞の活用表です!
初級者向けのテキストや
英和辞典などには、
たいてい
不規則動詞の活用表が
付いています。
みなさんがお持ちの
参考書や問題集を、
裏表紙のほうから
数枚めくってみてください。
おそらく、
「不規則動詞の活用表」や
「不規則動詞の変化表」という
タイトルで、
動詞の原形、過去形、
過去分詞(かこぶんし)などが
表になって載っているはずです。
こんな感じで。
ここでは見本として、
ごく一部の動詞だけを
抜粋して表にしました。
でも、
実際の不規則動詞活用表には
もっとたくさんの動詞が
載っています。
インターネットで
「不規則動詞 活用表 英語」
などと検索すれば、
様々な表を簡単に
見ることができますよ。
ぜひ学習に
役立ててくださいね。
不規則動詞活用表の覚え方
私が中学生の頃は、
英語の授業中に
教科書の後ろに載っていた
不規則動詞の活用表を
先生のあとについて
みんなで呪文のように
唱えさせられました。
「speak ー spoke - spoken
(スピーク・スポウク・スポウクン)」
のように、
「原形ー過去形ー過去分詞」の3つを
リズムよく唱えて
暗記した記憶があります。
あの表に
独自のメロディを付けて
歌を作った先生も
いましたね。
暗唱テストや
つづりを書くテストも
あったので、
家でも一人で
活用形を唱えながら、
ノートに何度も書いて
必死に覚えました。
十代の頃は
まだ脳もやわらかくて、
英語に限らず
いろんな科目を
暗記しやすかったです。
大人が英語を
学び直すときには、
暗記することが
なかなか難しいかもしれませんね。
今は「Duolingo」など
ゲーム感覚で学べるアプリが
たくさんありますので、
自分が楽しく
取り組めそうな方法を
探してみてください。
迷ったら調べましょう!
いつもお話ししているように、
英語のことで
何かわからないことがあったら
まず調べましょう。
幸いなことに、
今はスマホ1つで
何でも調べることができます。
英和辞典でもいいし、
先ほどのような表を見て
探すのも一つの方法です。
「 make 過去形」のように、
知りたいことを直接
ネットで検索しても、
答えがすぐに出てきます。
今の時代は、
全てを暗記しておく能力よりも
正しい答えを調べる能力のほうが
大事だと言われます。
最低限、
覚えておきたいことも
語学にはいろいろ
ありますが、
あまり完璧を求めすぎずに
便利なツールを
うまく活用して
英語を使いこなしましょう。
では、最後に
練習問題です。
不規則動詞の過去形を
調べてみてください。
ノートなどに
手書きすると
記憶に残りやすいですよ。
★練習問題★
次の動詞の過去形を書きましょう。
(正解は、下にあります。)
① drive(運転する) ② sing(歌う)
③ find(見つける) ④ take(取る)
↓
↓
↓
できましたか?
正解は、
① drove ② sang
③ found ④ took
でしたー!
全問正解の方、
おめでとうございます!
まちがえた方も、
大丈夫ですよ!
語学はまちがいながら
身に付けていくものです。
まちがえたところを
ノートに書くなどして、
じっくり復習しましょう。
みなさん、お疲れ様でした!
次回は、
不規則動詞について
もう少し深掘りします。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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