第67回 may の使い方②（疑問文）
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
前回は、
助動詞 may の訳し方について
学びましたね。
今回は、
may を使った疑問文の
作り方と答え方について
学びましょう。
☆これまでの復習☆
助動詞とは、
話し手の主観（考えや判断、気持ち）を
動詞に付け加えることばです。
助動詞は、動詞の直前に入ります。
助動詞のうしろの動詞は
必ず原形になります。
助動詞には
いろんな種類がありますが、
有名なものは
次の５つです。
① can
② will
③ may
④ must
⑤ should
覚えておきたい
may の訳し方は、
この２つです。
① ～かもしれない（不確実な推量）
② ～してもよい（許可）
助動詞の疑問文の基本
助動詞 の疑問文は、
助動詞を前に出すだけで
作れることは、
can や will のところで
学びましたね。
may の場合も
may を前に出せば
疑問文が作れます。
ただし！
may の疑問文を作るときは
気をつける点が
いくつかあります。
may の疑問文で注意すること
may を使って
疑問文を作るときに
注意すべきことは、
次の２つです。
① 疑問文は「許可」の意味になる
② 主語は「 I 」か「 we 」が多い
① 疑問文は「許可」の意味になる
第66回で、may の訳し方を
２つ学びましたね。
① ～かもしれない（不確実な推量）
② ～してもよい（許可）
でも、
疑問文にできるのは、
②の「～してもよい」という
許可の意味だけなんです。
①の「～かもしれない」という
不確実な推量のほうは、
疑問文にはなりません。
なぜでしょうか？
それは、
「～かもしれない」というのは
あくまでも自分の主観的な考えであって、
「～かもしれないですか？」と
他人に問うようなことでは
ないからなんですね。
だから、
may を使った疑問文は
「～してもよいですか？」と
許可を求める文になります。
② 主語は「 I 」か「 we 」が多い
「～してもよいですか？」という
疑問文の主語は、
「 I （私）」か「 we（私たち） 」に
なることが多いです。
（例）
May I eat this cake?
（私が）このケーキを食べてもよいですか？
May I take a picture here?
（私が）ここで写真を撮ってもよいですか？
「 May I ～? 」の形で
「（私が）～してもよいですか？」
という疑問文になります。
「 May I ～? 」への答え方
では、
May I eat this cake?
（私が）このケーキを食べてもよいですか？
と聞かれたら、
何と答えればよいのでしょうか。
久々に、
ネコさんゾウさんの会話を
見てみましょう。
ケーキを食べたいのはネコさんで、
ゾウさんはネコさんに
「きみが食べていいよ」と
答えていますね。
この会話を英語にすると、
こうなります。
つまり、
「 May I ～? 」と聞かれたら、
「 you 」を主語にして、
may を使って
① Yes, you may.
はい、いいですよ。
か、
② No, you may not.
いいえ、いけません。
かの
どちらかを
答えればいいんですね。
may で聞かれたら、
may で答える。
主語が「 I 」の疑問文に対しては、
「 you 」を主語にして答える。
ここが大切なポイントです。
疑問文や答えの文の
主語については、
第21回の記事も
良ければご覧くださいね。
may を使った疑問文の
作り方や答え方について、
わかりましたか？
では、最後に
練習問題にチャレンジ！
★練習問題★
1．語句のヒントを参考にして、
「 May I ～？」という疑問文を
３つ、自由に作ってみましょう。
→ May I
→
→
語句のヒント： come in 入る
borrow a pen ペンを借りる
ask you a question 質問をする
use your bathroom トイレを使う
２．次の疑問文に、Yes と No で答えましょう。
May I go home now?
もう帰ってもよいですか？
→
→
↓
↓
↓
できましたか？
正解は、
１．（解答例）
・ May I come in?
・ May I borrow a pen?
・ May I ask you a question?
※ 「 May I + 動詞 + ～？」の形の文に
なっていれば、OKです。
２．Yes, you may.
No, you may not.
でしたー！
いかがでしたか？
今回もたくさん学びましたね。
お疲れ様でした！
次回も、
助動詞 may について
解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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