第108回 命令文とは？
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
誰かと離れるとき、
みなさんは英語で
なんと言いますか？
Good-bye！
（さようなら！）
See you!
（また会おう！）
いろんな表現がありますが、
こんな言葉もおすすめですよ。
Have a nice day!
（良い一日を過ごしてね！）
この、
Have a nice day! のような文を
命令文といいます。
今回は、命令文について
学んでいきましょう。
☆これまでの復習☆
動詞とは、「～する」という動作や、
「～だ、～である」という状態を
表す語です。
動詞の形が変わることを、
動詞の「活用 (かつよう) 」といいます。
活用する前の、もとの形のことを、
「原形 (げんけい) 」といいます。
主語とは、文の主役です。
「私は」、「あなたが」のように、
「～は」、「～が」と訳します。
ある動作をする人や物をさします。
普通の英文（平叙文（へいじょぶん）といいます）では、
最初に主語が来て、２番目に動詞が来ます。
英文には、必ず
「 S（主語）」と「 V（動詞）」が必要です。
否定文とは、「～ではない」と
何かを否定する文のことです。
命令文とは？
命令文とは、
文字通り、命令するための文です。
つまり、
誰かに何か行動をするように
伝える文のことです。
命令文の種類
命令文の種類は、
大きく分けて次の３つです。
① ～しなさい、～してください
② ～するな、～しないでください
③ ～しよう、～させてください
「～しなさい」という
肯定の命令文もあれば、
「～するな」という
否定の命令文もあります。
また、
「～しよう」という
一緒に何かをすることを
提案する文もありますよ。
今回は、
①について
お話ししますね。
命令文の基本形
まず、①の
「～しなさい」という命令文は、
動詞の原形で文を始める！（主語なし）
だけで作れます。
さきほど復習したように、
英文には基本的に
主語（S)と動詞（V)が必要です。
でも、命令文だけは特別で、
主語がないことが多いです。
また、命令文の動詞は
必ず原形（元の形）になります。
たとえば、
Go to the police box!
交番へ行きなさい！
Be careful!
気をつけて！
Cheer up!
元気を出して！
などのように、
動詞の原形で文を始めます。
主語がある命令文
命令文に主語は不要ですが、
あえて「 You 」などを付けることで、
「あなた！あなたがやりなさい！」
という強い口調の命令文にもできます。
You call him!
きみが彼に電話しろよ。
You eat this.
あなたがこれを食べなさい。
Somebody help me!
誰か助けて！
その場合にも、やはり
動詞は原形になります。
ていねいな命令文
「～しなさい」だと
やや乱暴で偉そうに
感じることもありますよね。
もう少していねいに
「～してください」と
言いたいときは、
文のはじめや終わりに
「 please（プリーズ） 」を付けます。
Please write your name here.
ここにお名前をお書きください。
Please buy the meal ticket first.
先に食券をお求めください。
Please try it on.
試着してみてください。
みなさん、命令文について
なんとなくイメージが
つかめましたか？
では、最後に
練習問題にチャレンジしましょう！
★練習問題★
日本語に合うよう、（ ）に入る語を
下の語群から１つずつ選びましょう。
（正解は、下にあります。）
１．Please（ ）in line over here.
こちらにお並びください。
２．Please （ ）us again!
またお越しください。
３．Please （ ）a seat while waiting.
おかけになってお待ちください。
４．（ ）it yourself!
自分でやれ。
＜語群＞
visit / do / wait / have
↓
↓
↓
できましたか？
正解は、
１．wait ２．visit
３．have ４．Do
でしたー！
全問正解の方、
おめでとうございます！
素晴らしいですね！
まちがえた方も、
大丈夫ですよ！
意外な動詞の使い方だったかも
しれませんが、
接客に使える表現が多いので、
この機会にぜひ
覚えてみましょう。
みなさん、今回も
お疲れ様でした！
次回は、
否定の命令文について
解説します。
また読んでいただけたら
嬉しいです。
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わけではないので、
あらかじめご了承ください。）
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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