【不合格のワケ】短期間で合格できるヒント「AIに負けない子どもを育てる」新井紀子
この記事では↓の図書本を紹介します
1 学校の勉強って仕事で活きるの?
勉強なんて面倒。
しなくてもなんとか生きていけるでしょ?
親と暮らし続ければ、ずっと働かなくても生活できそうじゃん。
でも、親元を離れて自立はしたいし、ビンボー生活は嫌だな。
中学高校時代、特に不安もなく、
「将来なんとかなる」「お金持ちになれたらいいな」
と思っていた。
同級生のなかには、小学校のころから塾に通う子もいて、
「あそこの親は厳しいな。遊ぶ時間が少なくて可哀そう。」と思った。
高校2年の3学期、親しい友人は大学に行くらしい。
大学に行けば、肉体労働せず、良い職場で、楽してお金持ちなれるらしい。
私も大学に進学しよう。
これまで勉強してこなかったことは後悔していない。
後悔しても大学に受からない。
どうしたら、成績上位の方と同じ土俵で戦えるか・・?
これまで学習を積み重ねてきた勉強玄人に追いつく裏技はないか。
よし。大学受験に取り掛かる前に合格戦略を練ろう
その後、勉強効率を上げる図書に出会いました。
大学合格以降も継続して勉強効率に関わる図書をチェック
勉強方法をアップデートしています。
今回はそのなかから、1冊の本をおすすめします。
2 勉強が得意な人の特徴
(1)成績のよい人と私は何が違うか。
・これまで積み上げてきた勉強時間と質
・やる気
・親の年収
・過去の習い事
・・・etc
これらをカバーできるくらい努力すれば・・・
・・・いや、がむしゃらに努力しても超えられない壁が見えるぞ。
なにか策はないものか。
(2)学生時代のギモン
解説は読める。なのに、理解ができない。解けない。
同級生に解説を見せると一瞬で理解して教えてくれる。わかりやすい。
うーん。単に同級生の学習量が私より多いだけ?ほんとに?
3 「AIに負けない子どもを育てる」新井紀子 著 2019年発行 東洋経済出版社
(1)著者紹介
数理論理学を専門とする。東京工業大学より博士(理学)を取得
人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタ
読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導
(2)本書は「AI vs.教科書が読めない子どもたち」の続編
前著「AI vs.教科書が読めない子どもたち」について記事を書いています。
(3)リーディングスキルテスト
「AI」の研究を通じて現代人の読解力に疑念を抱く
読解力を測定する方法がある
(4)リーディングスキルテスト体験版を収録
読者が実際に問題を解いて読解力を測定できる
(5)読解力を向上させる方法とは?
筆者による学習指導要領の提案
(6)大人でも読解力が上がる
実例紹介
(7)感想
前著の「AI vs.教科書が読めない子どもたち」を読んで
自身の読解力の低さを認識しました。
点数にするとどのくらいで、
読解力のなかでもどんな項目が苦手なのか。
とても気になっていました。
今回紹介した
「AIに負けない子どもを育てる」
に収録されているリーディングスキルテスト体験版で
読解力のなかでも苦手な項目がわかりました。
本書で述べられているのは
読者本人の読解力のみではありません。
AIと共に活きる。AIが活用される時代を活きる
各家庭のお子さんの教育方法も研究されて述べられています。
近い将来、AIが社会で活用され、
ヒトに必要とされる能力「読解力」を
伸ばす必要性が示され、
学校や家庭で
子どもの指導方法を提案されて記載されています。
教育者のみではなく、
お父さん、お母さんが
自身のお子さんに実践できます。
子どもとの接し方ひとつ気をつけるだけでも、
その子の将来に大きな影響を与えます。
なぜ私は、
・日本語で書かれた解説が理解できないのか。
・理解するまで人より時間がかかるのか。
・誤った認識で読み進めて、気づかないのか。
そのギモンを感じつつ、答えを探る方法もわからない。
「読解力が不足」していたことを気づかせてくれた前著。
今回紹介した「AIに負けない子どもを育てる」で自身の読解力を測定し、
さらに子どもの教育にも役立てる。
職場では伝えたいことが相手に伝わりやすくなり、
コミュニケーションの円滑化、
作業効率化も図れる。
「日本人なのだから、日本語で書かれた文字が読めるに決まってるじゃん。」
その常識を打ち砕かれました。
高校や大学に合格できたのは問題を解くコツを知っただけ。
だから現代文の点数にムラがあったのか。
もしかして。論文、作文が苦手なのも。。
認めるしかない。
文字は読める。単語のひとつひとつも意味を知っている。
なのに理解できないし、時間がかかってしまう。
そんな私の人生を変えた1冊です。
他にも学習効率を上げる図書は↓
「「超」勉強法」野口悠紀雄 著
「ドラゴン桜」三田紀房 著
「独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」読書猿 著
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