ニート、小型特殊自動車免許をとる〜思想編〜


"私、身分証なくね?"


ニート、厳密に言うとまだ昼職の会社に籍は残っているので会社員ではあるんだけど、ただもう退職の意思は揺るぎないものだしどうせ一時的に職を失うのは確定事項なので実質ニートになった私。

勤めていた会社は正直ブラックで、休みもまともに取れない、有休消化率は0、あんなに大好きだったライブに行く事すら億劫になる日々。

が、しかし、退職するのでライブ行き放題!深夜イベントとかも行けちゃうもんねー!!!とか思っていた矢先、

"あれ、私身分証なくね?"

健康保険証はある、でも健康保険証は顔写真もついていないので身分証として弱い。

マイナンバーカード、タダで発行できるしポイント貰えるらしい、でも発行まで1ヶ月前後、長すぎる。それにADHDグレーゾーンの私が個人番号の書いてある物を常に財布に入れて持ち歩くなんて考えただけでおぞましい。

パスポート、発行までの日数はマイナンバーカードより短いし手軽、でもあのサイズを常に携帯するか?煩わし過ぎる。

そうなるといくら毎日が休日になったとて本人確認が必要なライブや年齢確認が必要な深夜帯のイベントやバーイベに行けないではないか。困った。

そうだ、(小型特殊自動車)免許取ろう。


さて、なぜ小型特殊自動車免許なんてマイナー免許なのか?

しばらくは普通自動車を運転する予定も必要もないので、数十万の費用とそれなりの教習期間を要する普通免許はコスパが悪い。

だし、比較的安価かつ即日交付の原付免許も当初考えてはいたけれど、チャリにもまともに乗れるか怪しい運動神経悪い芸人の私にとっては原付の講習すら腰が重い。

ここまで読んでいただいた方は何となくお察しのことと思うが、結構ガチモンのダメ人間の私がペーパーテストだけで顔写真付き身分証明書を発行してもらえる資格こそ小型特殊自動車免許なのだ。

これは取らない手はない、という事で思い立って現在に至る。

という訳で、本記事では
思想編(前編)、受験を決めた訳
実行編(中編)、試験勉強と書類の準備
終息編(後編)、試験当日〜交付まで
の三本立てでガチモンのダメ人間が顔写真付き身分証欲しさに超短期間で小型特殊自動車免許を取得するまでのレポをお送りします。


#小型特殊自動車
#スキしてみて

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