スペイン グラナダ 中心街とアルバイシン地区 -Centro y El Albaicín-
スペイン アンダルシア州のいくつかの街を周る旅、遂に最終回…
前回、前々回の記事で訪れた"アルハンブラ宮殿"を後にグラナダの中心街へ移動する。
そろそろお昼時、どこかで飯食いたい…
ゴメレス坂を歩いて下り、ヌエバ広場の南側に出た角地の老舗バル。
定番の摘み系が多い感じだったが、多少なり煮込み料理などもあったので、このバルでサクッと食べることに。
昼時のカウンター席は常連客の特等席という感じで、2Fのテーブル席へ。
Pisto casero、ピスト又はピスト マンチェゴ、アンダルシア州の北側、カスティーリャ ラ マンチャ州辺り発祥の料理らしく、スペインのポピュラーな料理になるかな。この場合のスペイン語のカセロは、自家製という意味。
ピストは、言うなれば夏野菜のトマト煮込み。南フランスのプロヴァンスの"ラタトゥイユ"と似ていると… 地中海側って感じ?
角切りにしたナス、ズッキーニ、 ピーマン、パプリカ、玉ねぎなどニンニクとオリーブオイルで軽く炒めた後、トマトの水煮と香草類を加え煮込む料理で、ここは卵乗せ。
パンに乗せて食べたが、魚や肉料理の付け合わせにもなる…とね。
ピストの他にCallosというハチノスなど牛の胃袋の煮込み料理などを同居人と分けて食べたはずだが…写真が無い。。。
空腹でガッツいたと思われる。(笑)
グラナダのバルやカフェの特徴
少しグラナダのバルやカフェの特徴を紹介しておきますか。
グラナダのバルは、お酒などを注文するとタパス(小皿料理)が1品付いてくるという風習がある。
一杯飲んで、また次のバルへと梯子する"バル巡り"も楽しめる街かと。
過去にグラナダを訪れた時に撮った写真で少し…
そしてカフェの朝食"Desayuno"、日本のモーニングとなるパンとコーヒー等のセットで注文すると、もれなくスモ デ ナランハ、絞りたてのオレンジジュースが付いてくる。
スペインで定番のパン コン トマテは、焼いたバゲットに擦り下ろしトマト又はカットトマトを乗せ、EXバージンオリーブオイルをタラ〜っと、そして塩をちょちょっとかけて食べる。
シンプル故にオイルがいいモノだと香り&旨味倍増、もっそ美味。
スペインはオリーブオイル生産量世界一であり、EXバージンオリーブオイルも代表的な品種のオリーブや違う品種をブレンドしたモノなどもある。
お土産用など、100mlサイズや、ちぃ~さな25ml程度の数品種セットなども売っているお店もある。
少し話がズレました…
老舗はこういったスタイルだが、新しいバルやカフェがそうであるとは限らないと言わせていただいておく。
しばし休憩…
昼食後、ホテルにチェックイン。
バレンシアから深夜の高速バスで早朝グラナダへ到着した後、アルハンブラ宮殿訪問などで、おっさんは疲れていた。。。しばし休憩…
とりあえず夕方まで休憩してから、グラナダの街を散歩する。
セントロをお散歩 -Centro de Granada-
18時頃までホテルで休憩した後、街中をぶらつき、夜ご飯にする。
昼ごろ降っていた雨はすでに止み、陽が差していた。
グラナダ中心街のスナップショットを撮りながら、お散歩。
この時、5月初旬だったがぐずついた天気により、肌寒さを感じるぐらいで結構な人たちがアウターなど羽織っていた。
市街地から南東に位置したシエラネバダ山脈にはいつくかの山々や国立公園もあり、冬場は雪が降り積もるのでスキーに訪れる人もいると。
山脈の中にあるムラセン山は標高は3,478.6mで、スペイン本土およびイベリア半島の最高峰らしい。
色彩豊かな陶器たち
ビブ ランブラ広場の周りはカフェやバルなど複数のお店に囲まれている。
広場の東にあったお土産屋さんへ突入。陶器や雑貨、Tシャツなどもあり、お手頃な価格も多く、気に入った小さな陶器の器など購入。
現在、わたしの製作記事の画像の中にたまに現れている。(笑)
アルバイシン地区 -Barrio del Albaicín-
ここから、グラナダの異国情緒溢れる雰囲気、アラブとスペインの文化が融合した"エキゾチックな地区"へ。
アルハンブラ宮殿北側の丘陵地区、密集する建物と細い路地が迷路のように入り組むイスラムの街づくりの名残り、世界遺産のアルバイシン地区を歩くとそんな雰囲気を感じる。
こういった狭い路地、昼間など人通りがある時は特に問題はないが…
アルバイシン地区、サクロモンテ地区は"あまり治安が良くないエリア"。
入り組んだ細く狭い路地、ひと気のない夜などに"ひったくりや強盗"などの被害も過去多くあったと… 現在は減っているらしいが。
特にひとり旅の方など、サン ニコラス広場へ夜景を見に行く際や夜間は気を付けた方が良いです。
では、引き続きどうぞ。
最後に
スペイン アンダルシア州のいくつかの街を周る旅、これにて終了です。
毎度、写真多めで長くなってすみません…
実際の旅は、このグラナダからフリヒリアナ、ネルハ、マラガ、コルドバの街を周りました。
以前の旅の記事、製作記事など、読んで楽しければ"スキ"でお知らせくださいませ。また改めて伺います。
ではまた、¡Hasta luego!