毎日読書メモ(4)『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない 』(湯山玲子・二村ヒトシ)
湯山玲子・二村ヒトシ『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない 』(幻冬舎、その後幻冬舎文庫)
1ページ毎に箴言的なことが書いてある本は、読んでいて緊張するので疲れます。セックスという大変個人的なマターが傾向としてこうなっている、みたいな分析って、どう捉えればいいのか悩む。性的なものとどうやって出会うかという、ソフト的な部分が、時代につれ変わって行き、その結果、今の日本人は草食になったの? それは違うよね? この対談はやっている本人たちもクタクタになっただろうね。格闘技的。そして珍しく子ども時代から自分を振り返って語っていて、二村お得意「心の穴」を、ちょっと見せてくれる。
(2016年6月)