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毎日読書メモ(43)『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』(村上春樹)
村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』(文藝春秋、その後文春文庫)
村上春樹が好きすぎて、まともな感想が書けないのだが、この本はさらっと読後感を語ることが出来た。
どの旅行記を読んでも気の利いたことが書いてあるよな、と思うわけですが、仕事で旅行記を書くことを前提として旅行すると、書くことをいつも意識して旅行することになりそれなりに気疲れすると。だからプライベートな旅行で色々楽しい体験をしたことは記録に残っていないが、今になって何も残っていないのがもったいないと。ものを書く商売をしていると旅行をするのも大変だ。のんびりしたいときは日記も付けられない気持ちになるのかな。それぞれの旅行記も面白かったが、その辺の経緯の書かれたあとがきが面白かった。
文庫は表紙写真が違う!!