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「やり切る力」で活躍を続けるエンジニアリングマネージャーのモチベーションとは

弊社では「エネルギーの未来をつくる」というMission実現の一つの手段としてEV*充電インフラの整備に力を入れています。
そして、EV充電サービス事業で培われたデータやノウハウを活かし、APIやアプリを提供する「エネチェンジクラウドEV」というプロダクトの開発・提供もしています。

今回は、そんな「エネチェンジクラウドEV」の開発チームでマネージャーを務める石橋さんへインタビューをしました。

エンジニアではないバックグラウンドから、「エンジニアリング」に魅了され、開発からマネジメントまで幅広い領域を担うようになるまでの軌跡と、ENECHANGEでの開発の面白さについてお伺いしましたのでぜひ最後までご覧ください!

*EV:Electric Vehicle(電気自動車)の略

プロフィール:石橋 龍八

通信メーカーでのルート営業や広告代理店での勤務を経て、独学でエンジニアへ。SESとして3年ほどSIer案件を経験したのち、2022年4月にENECHANGE株式会社へジョイン。入社直後から開発に携わり、2024年2月からエネルギークラウド事業部のEVユニットでマネージャーに就任。開発からマネジメント、採用活動など多岐にわたって活躍中。

独学で開発したアプリが喜ばれ、エンジニアの道へ

ーーはじめに、元々営業職で活躍されてきたご経歴からエンジニアへキャリアチェンジしたきっかけを教えてください。

石橋:一番最初のきっかけはExcelでマクロを組んでみたことだった気がします。ルーティン業務を効率化したいと思い、調べながら作ってみたところから、ITに興味を持ちました。

そんな中で「何か新しいことを始めよう」と思い、何気なくRuby on Railsのチュートリアルに取り組んでみたらすごくハマってしまって、日常的に勉強をするようになりました。

キャリアチェンジのきっかけは、当時の仕事で使うために顧客情報管理アプリのようなものを開発してみた時にとても評判が良かったことでした。
自分が作ったもので人に喜んでもらえることが嬉しくて、知人に紹介してもらったSES企業へ転職を決めました。

ーーRuby on Railsのチュートリアルでエンジニアリングを学んだとのことでしたが、他に使った教材はありますか?

石橋:基本的にはチュートリアルで学びました。

そこではエンジニアリングの基礎をしっかり学べるので、学んだことを応用すれば色々なアプリを作れるようになります。

SESの案件ではRuby on Railsの開発はなく、C#やVue.js、PHPなどを使っていましたが、別の言語や技術をキャッチアップする時にも、チュートリアルで学んだ基礎は役に立ちました。

ーーチュートリアルでの学習で応用までできるようになった石橋さんの学習力に驚きました!そこからENECHANGEへ転職した背景も教えていただけますか?

石橋:SESではお客様に気に入っていただいたこともあり、要件定義や顧客折衝などの上流やテックリードのような役割を任せていただけるようになりました。
しかし携わる案件により利用技術が異なったり、運用の深いところまでは経験できませんでした。
今度はひとつのサービスに長く携わり、スキルを深く磨いていきたいと思い、自社開発の会社で挑戦するため転職を決意しました。

当時は他の会社も受けて、内定を複数いただきました。その中でENECHANGEを選んだのはチャレンジングな環境に魅力を感じたためです。

骨太な事業を展開している一方で、大きなミッションを掲げて肉食系な雰囲気が良かったですね。

石橋さん(右)と同チームモバイルアプリエンジニアの片田さん(左)

ENECHANGEは大好きなプログラミングで”社会貢献”ができる会社

ーーENECHANGEに入社後はどんな仕事に取り組んできましたか?

石橋:最初は新電力の会社に電力比較サイトや顧客管理システムを開発して提供する案件に携わりました。ここで初めて業務でRuby on Railsを使うことになったのでキャッチアップしながらAPI開発に取り組みました。

当時は選考の過程から期待してもらっていたようで、入社2日目からさっそく開発してましたね。

その後も領域を広げて、新規の案件を任せていただいたり、お客様とのやりとりも担ってきました。

ーー今年からマネージャーに昇進されていますが、どういったところが評価されたと考えていますか?

石橋:「やり切り続けてきた」ところでしょうか。
後回しになってしまうような複雑で難しい案件もしっかり取り組んでリリースしたり、知見がない中で任されたAWS上でのECS環境の構築をやり遂げたり、難しい課題が振られても全部やり切ってきました。

そういうところを認めてもらえたのだと思っています。

ーー「やり切る」には胆力が必要で、継続するのは大変だと思います。その中で石橋さんはどんなところにやりがいを感じてENECHANGEで仕事を続けてこられたのでしょうか?

石橋:そもそも「プログラミングが楽しい」というのは大きいと思います。
先ほどのAWSの話もですが、今取り組んでいる開発ではGo言語やNext.jsが選定されていたのでキャッチアップしながらやってきました。
そういった新しい技術を学ぶのは苦ではなく、楽しんでいます。

特に抽象的な議論が好きです。Go言語の勉強会を社内で主催していて、その中でインターフェースの使い方など、テーマを決めてみんなでディスカッションをしたりします。
営業職の時はできなかったことだと思うので、クリエイティブかつ論理的なエンジニアの仕事は向いているのかなと思います。

加えてエンジニアとしては、身につけたスキルを「何に使うか」が大切だと思っています。
今の時代、多くのビジネスにはITが必要なのであらゆる業界で働けるのがエンジニアの魅力だと思います。加えて、ENECHANGEで働いていると「社会貢献」を実感できるのでやりがいになっています。

ーー具体的に社会貢献していると実感できるのはどんな場面ですか?

石橋:何か特定の場面というよりは、日々の業務で実感できます。
今携わっているプロダクトでは、EV充電器を使いやすくしたり、EVをより便利に使えるようにすることでEVの普及に取り組んでいます。

EVの普及は「脱炭素化」というテーマに対して直接的にインパクトを与えられると考えているので、この開発を推進することが脱炭素化に繋がるとイメージしやすいです。

あとはエネルギークラウド事業部の合宿で、「エネルギーの未来をどう良くしていこうか?」という議論があったりするので、そういう時にもみんなでエネルギーの未来を作っているんだなと感じます。

仕事が忙しく、技術のキャッチアップが大変な時もありますが、「自分のやっていることは世の中の役に立っている」と感じられることで自分を鼓舞できます。

技術的に面白い課題に取り組める

ーー今後取り組んでいく課題はどんなものがありますか?

石橋:経済産業省が推進していこうとしているものですが、今サービスで取り扱っているEV充電器の情報をOCPI(Open Charge Point Interface)という国際的な規格への対応にさせることにこれから取り組んでいきます。

ドメインの設計やデータ構造の変更など大きく変えていかなければならないので、考えるのは難しいです。

またOCPIを定義している200ページくらいのドキュメントは日本ではまだ普及が進んでいないので、ほぼゼロから作っていく必要があります。

まさに当社のMissionでもある「エネルギーの未来をつくる」ところに取り組めるので面白いですよ!

エネルギークラウド事業部の皆さん

エンジニアが幸せに働けてバリューが高まるチームづくりをしたい

ーー今後ご自身のキャリアはどういったイメージを持っていますか?

石橋:まずはプログラミングが好きなので「コードを書き続けたい」という思いがあります。
また今マネジメントを任せていただいていますが、これも「働きやすい組織」を作るための手段として続けていきたいです。

ーーエンジニアにとって働きやすい組織とはどんな組織でしょうか?

石橋:全員が幸せに楽しく働ける組織が良いと思っていますが、まずは「私が働きやすい」というところを見ています。

具体的にはやってみたい分野に挑戦できる体制を作ったり、今もやっていますが勉強会も続けていきたいです。
勉強会は業務と少し離れたところでの議論もできるので楽しいですね。

またイベントなどに登壇する機会を作ったり後押しすることも心掛けていて、これはエンジニアとしてのバリューの向上につながると思っています。
実際にイベントに登壇してくれるエンジニアも増えてきたので嬉しいです。

業務と離れた話もしてしまいましたが、こうした取り組みを認めてもらうためにも、限られたリソースを最大限効率良く使って、利益を生み、社会にインパクトを出せるようなチームを作っていきたいです。
そのためにぜひ、優秀な方に仲間になっていただきたいので、ご応募お待ちしています!(笑)


ENECHANGE株式会社では、新卒・中途問わずエンジニア採用を実施しています。
興味をお持ちいただいた方はぜひカジュアルに面談しましょう!

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