組織の成長を支えるENECHANGEのValueとは?人事室 採用責任者に聞いてみた
「ビジネスにおいてValueとはなんですか? 就職活動をしている大学生にもわかるように説明してください」とChatGPTにお願いすると…「Valueは、会社が大切にする価値観や行動指針を示します。どのような行動や態度が求められるか、どのような考え方が重視されるかを明確にします。バリューは、社員が日々の業務や意思決定を行う際の基準となります。」と答えてくれました。
ENECHANGE(エネチェンジ)では、日々の業務でどのようにValueが体現されているのか、新入社員研修の担当者でもある採用責任者の金子さんに聞きました。
Valueは行動指針。体現できているかは評価に直結する
――ChatGPTからは「バリューは、社員が日々の業務や意思決定を行う際の基準」と答えがありました。まさに、その通り、という感じですよね?
金子:「それってどのくらいのIMPACTになりそうですか?」や「まさに経験と知見はPROFESSIONALです!ありがとうございます!」「最後までENERGISE THE TEAMでやりきりましょう!」というように社内コミュニケーションで3つのValueは常に出てきます。ENECHANGEで働く上では欠かせない、各メンバーに根付いている価値観や行動指針です。
さらに「Valueに則した行動ができていたか」は半年ごとの評価の軸となるので、理解し、体現できているかは非常に重要です。そのため、「今」の組織に適しているのか、社員に意見をヒアリングしながら毎年見直されています。
IMPACT DRIVEN - エネルギーの未来にインパクトを与える仕事を優先する
――直訳すると「インパクトに動かされる」ということですね。詳しく教えてください。
金子:ENECHANGEで働くすべての人、すべての業務は、例外なく、Missionである「エネルギーの未来をつくる」ことを目的としています。エネルギーの未来が、より効果的に、より意義のある形で実現できるのかどうかを「インパクトを与える」こととし、業務に取り組む優先順位もインパクトの大きさで考えています。
――チームでプロジェクトの計画を立てるときに、自由に案を出し合うので話し合いが盛り上がりますが、最終的に何を取り組むかは「インパクトの大きさ順」という共通理解があるので、時間内にするするっと決まる様子に入社直後は驚きました。
金子:ゴールが明確だからこそ、意思決定が早い、というのはありますよね。実は私がENECHANGEの採用試験を受けている時に、新卒採用の必要性を提案していました。入社後に改めて、新卒採用に取り組む意義や予算・スケジュール・必要な人員について、経営陣にSlackで提案したところ、5分以内にOKが返ってきて、新卒採用に向かって漕ぎだすことが決まりました。採用担当にとって、これまで中途採用一本だったのが新卒も募集を始めるというのは大きな転換です。しかし、エネルギーの未来をつくる組織が発展するために必要、となれば即決するような会社です。
BE A PROFESSIONAL - プロフェッショナルとして主体的に行動し自己研鑽を続ける
――これは非常に分かりやすいですし、中途採用メンバーで構成されているベンチャーらしさを感じます。
金子:各ポジションのプロフェッショナルとして、主体的に実行し、常に最高のパフォーマンスを維持することを求めています。また、スキルアップのために自己研鑽を続ける姿勢も必要です。そのために、業務に必要な書籍の購入費やセミナーの受講料金を会社が負担して応援しています。役職、社歴に関わらず、すべてのENECHANGE社員がプロとして、生産性をより高める行動を会社として支持しています。
――以前はGO AGILEを掲げていたんですよね。会社の成長スピードや仕事に対する熱量が感じられて、そちらも好きでした。
金子:「GO AGILE」は、「リーダーシップを発揮し、仮説を素早く実行します。結果から学び、最高の成果を追求します。」というものでした。ソフトウエアのアジャイル開発の考え方に基づき、「まずやってみる」「やりながら改善していく」柔軟に対応しながら急成長していくフェーズには最適なValueだったと思っています。
――2023年に従業員の数が200人を超えて見直されたValueですが、社歴や年齢は関係ない、一人ひとりがプロである、という考え方はすんなり浸透しましたよね。
金子:もともとENECHANGEでは、年齢、性別、出身地など、本人では変えようのないものを理由にした評価を行っていません。また、昇進・昇格の基準にも年齢や社歴は一切関係ありません。従業員全員を、結果や成果そしてパフォーマンスの高さで評価しています。BE A PROFESSIONALは創業以来、根付いていたカルチャーだったということですね。
ENERGISE THE TEAM- 一人で成しえない大きな成果を最高のチームで創る
――ENERGISE(エナジャイズ)は、英語で「活気づける」「元気づける」「エネルギーを与える」という意味。以前はBE OPENだったValueが2024年にアップデートされましたよね。
金子:BE OPENを掲げていた時にも「チームの成果を最大化する」としていたため、基本的な考え方は変わっていません。立場に関わらず双方向のコミュニケーションとオープンな情報共有が重要であり、ダメなことはダメと伝え、素晴らしいことは賞賛するというオープンな組織作りが意識されていました。
「エネルギーの未来をつくる」ことは非常に壮大で、どれほど優れたエネルギーの専門家であっても、決して1人では成し遂げられないことです。ですから私達は、会社として壮大なミッションに挑戦しています。
――ポジティブな言葉のコミュニケーションがSlackに溢れているのは見ているだけで元気が湧いてきます。また、一人が進めていたRPA(定常業務を自動化させる動き)の取り組みを素晴らしいと認め、全社展開させるために事業部ごとにRPAチームを作ってノウハウを共有…というのも、会社全体をチームととらえた、エナジャイズな動きですよね。
金子:地球規模の課題を解決するようなスケールの大きさで事業を推進しているのだから、個人のエゴは捨てて力を合わせていかないとダメだと思います。誰かの成功や失敗から学んだことを組織の共通認識にできると、限られた時間の中で知見が増えていきます。そのためにも、オープンに議論を進めることは何よりも合理的だとみんなが心底思っている。これがENECHANGEの成長の秘訣なのだと私は思います。
ENECHANGEでは3つのValueに沿った働き方で、Mission「エネルギーの未来をつくる」に一緒に取り組んでくれる仲間を募集しています。
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