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【沿鉄歩鉄歩い鉄】2024/4/13 JR中央線日野~高尾 23892歩 歩行16.0km 鉄道12.3km 迂回係数1.30

中央線国電区間の沿鉄の残り、日野と高尾を歩きました。武蔵小金井から高尾山口までは歩いたことはあったのですが、その時は厳密な沿鉄とは言えず、日野からそのまま甲州街道を八王子を目指してしまいました。それが心残りでして,ちゃんとあるこうとした次第です。前回立川から歩き始めたのですが、多摩川を越えるのが大変で、朝の8時で挫折してしまったののリベンジです。今回はしっかり睡眠とってウォーキングとしてはゆっくりの9時スタート。

今回のルート

迂回係数が1.30というのは意外ですね。高尾駅についたあとパン屋さん往復した分は抜いて再計算しました。直感的には図の通り、浅川を渡ったところ以外は本当に線路にそって歩いていたのです。浅川の迂回が1.97km なのでここがまっすぐだとすると1.14になりますね。もっとも真下と言えるゆりかもめが1.05なので1.14は乖離としては小さい方でしょう。

日野駅をスタート、確か昔はたい焼きやだったようなな。

日野から煉瓦ホールまでいつも坂道という記憶だったのですが、覚悟が違うのか、坂はそれほどでもなかったです。

写真で見るよりは急なんですが

煉瓦ホールに行く道ではなく、ひたすら線路沿いを歩きます。
この後、訓練施設があるので、少し東側の線路が遠くなるので、線路をまたいで西側に移動します。
掘割をまたぐ道路は歩いていた道の上にあって、歩道橋を越えるように階段で越えます。

直交して超える場合は坂、1mmも進まず、また階段

まあ、眺めはよかったですが
西側にルートを越えると、線路わきに道は進み、単純な沿鉄になります。
ほどなく実践女子学園のキャンパスを通り過ぎます。

こじんまりとしてきれいなキャンパス

沿鉄としては線路にまっすぐ沿った道があると、楽です。が、ちょっと物足りない気もします。今回のルートは実は殆ど線路沿いのルートなんです。

多摩川と浅川の分水嶺です。桜の木あたりが丘陵のピークになります。
迂回した対岸ともいうべき施設の向こうにも道がありました。
先ほどの丘陵の降り口は線路沿いの公園

黒川親水公園をぬけて崖をおります。
単なる公園かと思ったら、保護林のようで、この道以外は一切立ち入れないというストイックな施設

その分、黒川は設備された流域

林に立ち入れないのと裏腹に水は子供がおりやすい状態に整備されていした。

東京から初めての踏切

ここまで来て中央線初めての踏切です。踏切自体はどうということもないのですが、遮断時間が大変長い。1分以上待ってようやく電車が来て、通り過ぎてから5秒は過ぎてから遮断機があくというなんともレトロな仕様。これでよく文句がでないものでしょうね。

豊田駅到着

豊田駅は旧来の西口と新興に見える東口で随分様子が違います。ここでトイレ休憩をコンビニで済ませます。沿鉄の良い所は駅前を歩くので割とコンビニに不自由しないことです。といってもあまりに駅に近いとトイレなかったりして焦ります。
一端東側の方が線路沿いなので東口から歩き始めます。
で、155線を越えるところで、浅川を越えやすいかと再度西側へ移ります。
また、ごっつい歩道橋で西側へ移ります。

歩道橋萌えというのがあればこんなのかも。
橋の上からみる浅川の河川敷

渡り終えてしまうと、遠近法の世界。ずっと沿線でらくちん。ちなみに東側だと豊田電車区をぐるりと回り少し遠回りになります。

遠近法
こんなのが何両もいました。

2階建て車両はまだ営業使用してないですが、棚卸資産になるのか、試運転はもう償却開始になるのか等と想像しながら、営業開始時にはもう新車と言えない導入の仕方は経営的にはどうなんでじょうね。そもそも、素直に複々線化と15両化をすればいいのに。15両は特別快速の一部で新宿終点で十分なのに誰が邪魔をしているんでじょうね。

働く車両
絵になりそうな桜。木の下には行けません。

川の手前たどり着き、川下の橋か川上の橋か再度確認。川上だと16号の橋で八高線の沿鉄で渡った橋。川下だと長沼に行く長沼橋。長沼は京王線で沿鉄しましたが、南側なので北側の長沼橋は魅力。
でも、今回は沿鉄のルールに則りより近い16号を選ぶことにしました。が、川下側がうっそうとした野趣あふれる道路。

たったこれだけを一緒に渡れずこれから2KM近い迂回をします。

そこへ行くみちの手前で中央線を踏切でこえます。これはちょっと覗きにいかねばとほんの20m位歩いたら,河原に抜ける路地を発見しまして直接河原へ到達。結局近道。

西武線の入間川鉄橋みたいで真下から電車は覗けません。

一端川下側へ迂回したので、中央線を河原でくぐります。
未舗装の道は楽しいのですが、高速ウォーキングの際は、足に石があたるし、下手をするとくじくので怖いです。
さて、1km弱で16号に到着しました。大通りは無粋で好きではないですが、大河川はやむをえません゜

16号です。

ここも橋の方が土手より高いので一端土手を降りて、歩道の入口までさらに迂回をしないといけません。道路自体は線路沿いが多いのですが、案外こうというので迂回係数が伸び悩みました。

橋の上から八高線が見えます。

さて、地図を見ていた時は中央線の手前で曲がれるかと思ったのですが、もう一回くぐってから公園の中を抜けるのがより沿鉄になることがわかりそのルートをとることに。

都市公園で、通路の自由度は高かった

北野公園という名前からして北野駅に近いのかと思った、その通りでした。

どんな施設なのかキニナル

ここからは線路にタイトに沿っているわけではないのですが、概ね線路沿いに歩いていけます。

京王本線。

京王線は踏切で越えます。京王線は駅自体は地下駅なんですが、ホーム出てすぐ地上に出るので、立体化した意味はどれだけあるのか不思議な駅です。あそこのバスターミナルは萌えますので、寄りたいですが、今日のルートからは外れるので、そのままJR八王子を目指します。南口は改札から遠いので、手前で北側にルートを変え、北口から八王子駅へ

八王子駅到着

この時点でまだ11時台。13時前には高尾に着けそうだったので、元気出してさらに進むことにします。どうやらこのまま北側、そうそう豊田と日野だけ東と西ですが、中央線は東西に走るので、大体は北側か南側を歩きます。
駅を出てしばらくいくと広大な空き地。きっと何かの再開発になるのでしょうね。

開放的な路地裏(笑)

ついでにこの路地はなくなるのかどうかはとても興味があります。防災上は拡張して道路にするのが正しいでしょうね。
ここから高尾駅までは迂回率1.01といっていいでしょう。ずっと線路沿いに道があります。エンジンかけて6km/hでの歩行モードに変えました。しばらく高速ウォークをやっていなかったのでできるかなと思ったのですが、とてもフラットで実現できました。

立川より西の楽しみ。こういう電車で15両でいいじゃないですか。
途中の公園、見事な桜
撮影禁止の看板を撮影している。

中央線はモノクラスで直線で撮り鉄の方には物足りないかもしれませんが、それでもスポットだろうなというところは、何か所かありました。
この看板の所もそうです。

わざと下手に撮ってます。

看板の近くの踏切です。緩いカーブを描いているので、ここで写真撮りたいだろうなーという場所です。たまに来る臨時やイベント列車を撮りたい集まるのが想像できます。でも、鉄道は徒党を組んだりして荒れるものではないですね。

駅ナカは滅んでました。

改札前のJR直営のテナント施設。なかなか、ぷち高級そうなテナントが入っていたんですね。後はどうするんですかね。

西八王子

あると思っていたら、きぬたの看板はなかったですね。そういえば、インプラントはやりません、と反旗を翻したような看板をどこかでみました。

遠近法

線路にそって直線の道が伸びるところが多く、沿鉄としてはかなり楽なルートです。

無線機ショップを見つけました。線路沿いなのでそれなりに知られているかも
遠近法

メチャメチャまっすぐです。
中野-立川は直線と言いながら、いったい直線区間の定義はなんでしたっけと小一時間問いたくなるような、ぐにゃり具合ですが、このけれんみのない直線は気持ちいいですね。

珍しいパスの転回施設

これは共立女子大学の高尾キャンパスのスクールバスのロータリーだそうです。このスナップに学生さんがベンチに座っていたのですが、この後降りて行ったらもうロープが張られていました。惜しい、乗らないけど、ターンテーブルがまわったのかと思うと惜しい。

高尾駅です。

私は、高尾の覇権は京王が握っていて、JR側は生活駅だと思っていました。ところがどっこい全く逆。JR側はごつい駅舎にカフェ、観光地蕎麦屋が2軒。お土産屋2軒、コンビニ 以上。
ラーメン屋も中華屋もまして牛丼屋もないのです。でもハイカーに混じって観光地価格のそばをありがたくすする気にならず、到着はしたもののもう少し散策しました。
ちなみに、京王側はもう少し駅前テナント風のスーパーや居酒屋、私の好きなラーメン西海などがあります。京王線側の方か生活感あります。
実は高尾駅は南北通路がなく、とても不便な作りになっています。

さすが山裾、どぶ川もきれい。

ここから、下流は暗渠になっていて、先ほどのバス転回場所の写真の手前が遊歩道になっています。観光的には暗渠マニアとバスマニアにしか響かないきがしますが

激うまだったパン屋さん

番外編ですが、転回場所へ行く途中にあるパン屋さん。お腹も空いたが、南口まで行くのはおっくう、駅前かホームで食べようかとここで、高尾パンのクリームというのを買いました。それが激うま。ひところ流行ったクロムムッシュに近いのですが、薄いパン生地のなかにこれでもかと生クリームが入っていて、食べ進み単調になるかというタイミングで餡子が現れます。そのクリームと餡子のコラボレーションが最高。もう一度店に戻り、ご主人をほめちぎり、家族の分を買い求めました。値段もほとんどが100円台で頑張っています。北口に来たいとは思いませんが、このパン屋さんだけは明日にでも行きたいくらいです。

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