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「エンドドンティックヘルスリテラシー」
Endodontic Health Literacy(EHL)
「エンドドンティックヘルスリテラシー(EHL)」とは、「歯内療法」に関する情報を「入手」「理解」「評価」「活用」する能力(チカラ)と定義したいと思います。
患者さんは受ける「歯内療法」の治療に関して、受診する歯科医院や歯科医師、治療法などさまざまな選択肢の中から、自分が納得する最適・最善なものを選択をする必要があります。そのためにも
再生歯内療法:リバスクラリゼーション(Revascularization)
リバスクラリゼーションとは?リバスクラリゼーション(Revascularization)は歯の神経(歯髄)がう蝕や外傷などの原因で死んでしまった(壊死)した歯根の未完成永久歯(若年者が対象)に対して、抗菌剤による根管内の消毒と意図的な出血によって硬組織を誘導・形成させ、歯根の長さと厚みを増加させ、成長させる新しい治療法です。
さらに最近では、歯髄の壊死を伴った歯根の完成永久歯(成人が対象)にもこ
おすすめ 「バイオセラミックス」
歯科医師のみなさんはどんな「バイオセラミックス」を使っていますか?何を重要視して使っていますか?操作性?価格?実績?
患者さんとして歯科医院を受診したとき、「バイオセラミックス」って聞いたことありますか?
現在のところ、日本において「歯内療法分野」で認可されている「バイオセラミックス」の用途は「覆髄材」(2007年に薬事承認)と「根管充塡用シーラー」のみですので、この視点から日本で市販、あるい
魔法のくすり「バイオセラミックス」
バイオセラミックスとは?バイオセラミックスとは「生体の構造・機能の代替をおこない、あるいは生体情報を収集することを目的とし、主構成物質が無機・非金属である材料と製品の製造およびその利用に関する技術と科学である」と近藤和夫先生は定義しています。
わかりやすく言うと、「生体の傷害部位の修復と再建を目的として用いるセラミックス」のことで、不活性・多孔性・生体活性・吸収性の性質を兼ね備えたものであると言
歯内療法領域における「バイオセラミックス」について "note”してます!
「外科的歯内療法」という最後の砦
外科的歯内療法とは?「精密根管治療」を施しても治癒しない難症例に対して、「歯内療法専門医」は抜歯する前の最後の砦として「外科的歯内療法」をおこないます。
外科的歯内療法には、以下の8つがあり、「歯内療法専門医」は必ず体得している術式です。そして、患者さまの抱える問題を速やかに・的確に解決することができます!
①切開排膿・穿孔処置
②根尖歯周組織の掻爬
③根尖切除法
④逆根管充塡法
⑤生検
⑥歯根
歯内療法はおもしろい
歯内療法との出会い歯内療法(しないりょうほう)は文字通り「歯の内部の治療法」のことを言います。これには、生活歯髄療法・初回の根管治療・二回目以降の根管治療(再根管治療)・外科的歯内療法があります。
歯はヒトの身体の中で一番硬い組織で、その歯の内部には歯の神経(歯髄)という組織があり、根の先には直径約0.2mmの孔が開いていて、顎の中の神経や血管とつながっています。
むし歯になって、歯がしみたり
「オーラルヘルスリテラシー」 っていうチカラ
「オーラルヘルスリテラシー」っていう言葉、ご存知ですか? オーラルヘルスリテラシー(Oral Health Literacy)とは、口腔内の健康と歯科医療に関する情報を「入手」「理解」「評価」「活用」する能力(チカラ)のことを言います。
4つのチカラ・さまざまなリソースから適切な情報を探して「入手」するチカラ。
・見つけた情報を正しく「理解」するチカラ。
・見つけた情報が信頼できるか「評価」する