薬はいらない!?ケアで変わる
本日は、しじみが担当します!
看護師をしているしじみは、ある90歳のお婆さんに出会いました。
お婆さんは『こんな病院は嫌だ!酷い対応をされた!』と私が初めてお会いした時は、疑心暗鬼になっていて、暴言やケア拒否する認知機能が低下した大変な患者さんというレッテルを貼られていました。
私は、お婆さんとゆっくりお話しをする事にしました。
『あんたも一緒やろ?みんな私に酷いことを色々言ってくるんや。早くこの病院からでたい。』
と言われていましたが、
お婆さんの言葉に耳を傾けていき、お婆さんが安心できるように、目線や声のトーンを合わせて、言葉を選んで手をさすりながら話をしました。
実は、お婆さんが発言する内容は、ほぼ正常で、寂しさや理解してもらえない辛さ、そして、家族やみんなに迷惑をかけてしまう申し訳なさを話されていました。
誤解を一つずつといて、毎日、訪室するようにしました。
同時に、関わる病棟の看護師達と情報を共有して、医療者達が『ケアを拒否する認知機能が低下した大変な患者さん』と思い込んで見ていた!と気がつく事ができました。
そして、一人一人がその認識を外して関わる様になりました。
そうしたら『ありがとう』と患者さんから、関わる看護師みんなに言われるように変わり、
看護師達も関わる事に苦痛がなくなり、いっきに『かわいいお婆さん』に変わってしまいました。
私達の思い込みの認識で、いかに作り上げていたかという事に気がつきました。
看護の面白い所は、薬に頼らずして、ケアで変わることができるところも一つだと思います。
皆さんも日常で、思い込んでみていることはありませんか?
一度、毎日、何気なく観ている景色に疑問を持ってみてはどうでしょうか?
新たな何かが観えてくるかもしれませんよ(フフフ)
Team NOAH
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