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自分への愛〜循環〜

こんにちは。本日の担当は力石です。


8月も終わりに近づいてきました。
先日、遠方の友人から桃が送られてきました。
私が果物の中で一番好きなのが桃だと知っていて、この季節になると毎年贈ってくれます。
今年の夏は太陽の恵みを受け、果物が美味しくなったようで、桃も最高に美味しかったです。


友人の思いやりに感謝し、その気持ちにお返しをしたいという気持ちが湧いてきます。
皆さんにも同じような経験はありませんか?

贈り物を受け取ると、何らかの形でお返しをする義務を感じるものです。
この「贈与」と「返礼」の循環は、コミュニティや社会を結びつける力となります。
この理論を社会学者マルセル・モース(Marcel Mauss, 1872~1950年)は「贈与論」として論じており、現代の資本主義を補完するものとして注目されています。



「贈与」にはさまざまな形がありますが、
寄付やボランティア活動などがその一例です。
貴族や上流階級は、財産や権力、地位に相応しい社会的責任や義務を負うという道徳観、ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)が欧米社会に浸透しています。
英国王室の慈善活動や、アメリカの有名セレブや富豪、経営者によるボランティア活動や寄付も、社会への贈与であり、返礼の循環とも言えます。

ある作家が贈与論について講演を行い、最後に次のようなメッセージを伝えました。
「皆さん、自分に自信を持ってください。他の人がいる場で自分の悩みを話すこと自体が、その場への贈り物です。みんなでその悩みを共有することで、集合知が生まれるでしょう。」



社会学者モースは、富(お金だけでなく)を循環(交換)させることで共同体を維持するシステムについて考えました。
この考え方からも、自分の体験や感じたことを表現することも贈与の一つであり、返礼の循環を通じて新しい創造が生まれることを実感しました。

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はじめて感じた自分への愛
〜自分いじめの終焉・
本当の人生を謳歌する日々へ〜
Episode4


Team NOAH
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