推しがいる、っていいなあ。
夕方、少しずつ少しずつ、確実に日が短くなっているのを感じます。
まだこんなに暑い真っ盛りなのに、それに気付くとちょっぴり切ない気持ちになってくるのは、私だけではないはず。
今日は早朝に出勤し、山積みの荷物を片付け、それから新しい商品たちを作るのに追われる、忙しいけど楽しい1日でした。
初めていらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃん方の対応が続いた珍しい午前中。
冷たい抹茶のドリンクを美味しそうに飲んでいたおじいちゃん。
帰り際にドアを開けてお見送りすると、
"あの山のふもと辺りに住んでいて、初めてここに来たよ。"
"みんな若い人たちばかりが迎えてくれていいね。二十歳そこそこかね、いいね。私は90歳でね。また来るよ。"
とくりかえして、帰って行きました。
そのとき、私含めてみんな割といい歳のメンバーだったのだけど、そうかそうか、90歳からしたら、じゅうぶん若い!の同じ括りに入るのか、とみんなで思わず笑って和む。
そのあと来たおばあちゃん。
足が悪そうだったので、準備したりお会計したりしながら、イスに座ってもらったままで私が行ったりきたり。
そうしたら、
"ねえ、この特典は中に入ってるのかねぇ。"
と、買い物してきたらしい薄い箱を私に見せた。
うんうん。なになに…。……Takuya Kimura
「キムタク!?」
"そうそう、私も孫も大ファンで、2つ買ってきたの。"
と、そのライブツアーのDVD、初回限定版と、通常版、2つを出して見せてくれました。
"これがあるからがんばれるのよ~。こういうの、大事よ。特に歳とったらね。"
笑顔で話すおばあちゃんのかわいさに、思わず私もうれしい気持ちに。
これが周りでもよく聞く、推しがいるからがんばれる、というものですね。
いいなあ。
確かに。
私の周りの人たち。
推しについて話しているとき、キラキラしてるもんなぁ。
いいなあ。
残念ながら、私に推しといえる人はいないのですが……推し、と言えばつづ井さん!
おもしろすぎます。
楽しみ方が上手すぎます。
いいなあ。(3回目。)
ちなみに、我が家の兄弟は、セカイノオワリにハマっています。
もともと、秋の音楽会に演奏するために「炎と森のカーニバル」のMVを繰り返し見ていたのだけど、「Habit」のダンスのおもしろさに夢中になり、毎日毎日(まさに今も)合わせて踊ってます。
日に日に上達しており…。
歌いながら踊り…。
「自分で自分を分類するのはよくないよ。」
とよく言ってます…。
これもまあ、いいかな(笑)。